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2010/06/22

■J. COLE■ 第1弾シングルのビデオ・クリップがお披露目に

ROC NATIONの第1号契約アーティストとして、ノースキャロライナ出身のJ. COLEのアルバムは2010年度で最も高い期待を寄せられている作品だろう。

当初は『COLE WORLD』というネーミングになると噂されていた10月リリースの同作品だが、現時点ではタイトル未定。制作陣には、NO ID、PHARRELL、JIM JONSINといったヒップホップ界の重鎮をフィーチャーしているほか、COLE自身がプロデュースを手掛けた楽曲も複数収録されるという。

そんな中、COLEは初の公式シングル「WHO DAT」をリリースし、6月初旬に全米シングル・チャートの93位に初登場を果たし、HOT R&B/HIP-HOP CHARTでは最高位67位に付けている。また同曲のビデオ・クリップが6/22(火)にリリースされ、現在Billboard.com.で視聴することが可能だ。

BBGUNが手掛けたこのビデオで、COLEはスタジアム・ジャンパーに野球帽という格好で登場。荒涼としたストリートをラップしながら歩いていると、ファンやチア・リーダーたちが次々と登場し、マーチング・バンドの演奏と燃え盛る炎を背景に“Who dat, who dat? Bitch, I got that flame / who dat, who dat? Bitch I got that flame, so don't worry about my motherfucking name.”と全員で歌いながら歩き続けるといった映像になっている。

一方、10月リリース予定のアルバムに関してCOLEはまだほとんどのことを公にしておらず、「俺は神秘的な状態が好きなんだ。もし自分が誰かのファンだったとしたら、その人物のやっていることや考えのすべてを知りたいとは思わない。だから自分のファンに対しても、自由なイマジネーションを掻き立ててもらうべく、多くを明らかにしないことにしている」とコメント。しかし現在、「WHO DAT」に続くシングルをどの曲にするか頭を悩ませている彼は、その結論をおそらく7月の第1週あたりには公にしてくれるもようだ。

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