2010/06/15
バルセロナの実験的なエレクトロニック音楽フェスティバルのSONARが、9/9-9/11、初めてシカゴで開催されることになった。
1994年にスタートしたSONARだが、2002年以降はスペイン以外の国々でも開催されるようになった。昨年、アメリカで初めて開催され、ワシントンとニューヨークの2箇所で行われた。SONARフェスティバルは、当初カタルーニャ州の州都バルセロナを代表するアーティストと、主に英国のミュージシャンを中心にスタートした。
SONARはシカゴでのフェスがレギュラー・イベントとなることを期待していると話す。シカゴのフェスの運営はボナルーを手がけるACエンターテイメントが担い、文化的組織のROMAN LLULL協会も参加する予定だ。
SONARの目的は”バルセロナ・フェスティバルの哲学を広め、新しい都市にその形式を適合させていくことだ”と言う。シカゴでは”より実験的な方向の複合的なラインナップになるそうで、北米とカタルーニャのそれぞれ地元の新しい才能にフォーカスすることになる。
シカゴのSONARの昼間のイベントでは文化庁のシカゴ支所があるシカゴ文化センターで開催される。
プログラムは夜のショウとセッションで終了する。出演者はビッグ・ネイムのアーティストとアンダーグランドのアーティストが混在し、より実験的なものになるが、詳細は7月中旬に発表される。
6/17-19、バルセロナで開催されるイベントにはCARIBOU、SPEECH DEBELLE。PETE TONG、LCD SOUNDSYSTEM、AIR、PLASTIKMAN、HOT CHIP、THE CHEMICAL BROTHERS、ROXY MUSIC、DIZZEE RASCALなどが出演する。
2002年以降、SONARはリスボン(2002)、ヌーシャテル(2002)、ハンブルグ(2002-06)、東京(2002-2004-2006)、ロンドン(2002-2005,2009,2010)ローマ(2003)、サンパウロ(2004)、リヨン(2004)、ブエノスアイレス(2006)、ソオル(2006)と世界中で開催されている。
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