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2009/08/25

THE RUNAWAYSが映画に

JOAN JETTと彼女のビジネス・パートナーであり、クリエイティブ・パートナーのKENNY LAGUNAはJETTが創設メンバーで、1975年から79年まで率いた、中傷されつつも、影響を与えてきた女性だけのロック・バンドの映画『THE RUNAWAYS』に対し楽観的な考えを示した。

この映画はRUNAWAYSのシンガー、CHERIE CURRIEの1989年の自伝「NEON ANGLE」に一部基づいている。JETTを演じるのは『TWILIGHT』のスター、KRISTEN STEWART、CURRIEはDAKOTA FUNNINGが演じ、オリジナルのプロデューサーのKIM FOWLEYを演じるのはMICHAEL SHANNON。映画公開は2010年に予定されており、現在監督のFLORIA SIGISMONDIによって最後の編集作業が進められている。

「とてもシュールで言葉で表現することは難しいわ」と撮影にも同席し、エグゼクティブ・プロデューサーを務めたJETTは語る。「どちらかといえば私を笑顔にしてくれた。アメリカでの成功には関係なく、私のバンドに対する愛情と私がバンドを大切に思っていたという事実に確信がもてた。バンドに関わってきたすべての時間への自分の愛、同時にそれがいかに信じがたくて、ありえないようなことだったかということに、あらためて感じ入っているわ」

そして、JETTは『THE RUNAWAYS』は全く自伝映画ではないと説明する。「映画で描かれているのは、THE RUNAWAYSのストーリーのエレメンツを抜き出しているだけで、事実そのままではなく、擬似ストーリーなの」

LAGUNAは「成功を祈ってるよ。キャスティングは思っていた以上のものだし・・。大掛かりな映画ではないかもしれないが、ロックンロールを演奏している若い女の子には大きな影響をあたえると思うよ」と付け加えた。

JETTとCURRIEは撮影の間中、自分達の役のコーチを務め、JETTは『TWILIGHT』の第2弾の『NEW MOON』を終えてすぐに駆けつけたSTEWARTに感銘を受けたそう。

「KRISTENはこれをやる雰囲気に入り込んでいた。彼女は正確に演じる責任を重く感じていたと思う。彼女は私を一生懸命観察し、私の話し方や身振り、ギターの弾き方、立ちかたなどたくさん尋ねてきたわ。正確に演じることに一生懸命だった」

「THE RUNAWAYS」のサウンドトラックは現在作業中だが、JETTは一方、2010年に新曲を加えたグレイテスト・ヒッツの発売も検討中。

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