2010/06/10
アルゼンチンのロック・アーティストGUSTAVO CERATIが、6/7(月)に入院先のヴェネズエラから故郷アルゼンチンへと搬送され、神経疾患専門の病院の集中治療室で手当を受けている。CERATIは5/15、昨年SONY MUSICからリリースした自身の最新アルバム『FUERZA NATURAL』のツアーのためにヴェネズエラの首都カラカスでライヴを行い、その直後に脳虚血で倒れて病院に運び込まれたままとなっていた。
そして搬送された故郷の病院で精密検査を受けたCERATIは、大規模な脳障害を負っていることが判明。現在も意識不明の状態が続いており、自発呼吸はしているものの呼吸器が外せない状況だという。またCTスキャンの画像からは、脳の左半分が重度の脳卒中を起こしていることが分かっている。
CERATIの容態については、今後も彼のウェブサイト上にアップデートされていくが、すぐの進展は見込めないようだ。
50歳のCERATIは、ラテン・アメリカで最も活躍したロック・バンドの1つSODA STEREOのフロントマンとして長く活躍。その後バンドは解散するも、2007年にはリユニオン・ツアーを行い10年ぶりに復活を果たした。一方、1999年にはソロ・アーティストとしてのキャリアをスタートさせ、ヴェネズエラで倒れるまでは最新アルバム『FUERZA NATURAL』のツアーを精力的にこなし、すでに8ヶ国でのライヴを成功させていた。
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