2010/06/07
ROBBIE WILLIAMSがTAKE THATに復帰するという噂が過去2,3年の間たびたび囁かれていた。実際それは実現にいたってはいないものの、WILLIAMSはニュー・シングルで元のバンド仲間でありメイン・ソングライターのGARY BARLOWとデュエットした、これは、15年前にWILLIAMSがバンドを脱退して以来初のコラボレーションとなる。
WILLIAMSのシングル「SHAME」はBARLOWとの共作・デュエットで、10/4にリリースされ、その一週間後に発表される39曲入りグレイテスト・ヒッツ・アルバム『IN AND OUT OF CONSCEIOUSNESS-THE GREATEST HITS 1990-2010』に収録される。これは、メンバーと不仲になって1995年にTAKE THATを脱退したWILLIAMSの業界生活20年を記念するもの。彼は後にバンドのマネージメントを批判していたが、近年メンバーとの関係はぐっと改善していたようだ。
「アルバムを聞いて、もう20年も音楽を作ったりコンサートをやったりしてきたんだと気づくと、信じられない気持ちになるよ」と彼は声明の中で述べている。「アルバムが素晴らしいのはたんに過去を祝うものではなく、未来に橋を架けるものにもなっているからなんだ。そういう未来の部分には、自分の過去に関係した人物も含まれていて、そんな事実のおかげで僕にとってぐっと感動的なものになっている」
TAKE THATは1996年に解散したものの、10年後に4人組で再結成し、その後アルバム『BEAUTIFUL WORLD』と『THE CIRCUS』を大ヒットさせている。
WILLIAMSはずっとグループには復帰しなかったが、両者とも同等の成功を収めている。彼の最新作『REALITY KILLED THE
VIDEO STAR』は100万枚売れている。
WILLIAMSのキャリアは実験的な前作『RUDEBOX』でいったんぐらつきかけており、2007〜2008年にバンドとヨリを戻していればパニックしているかのように見えたかもしれない。しかし、今ならどちらもキャリア再建を必要としていないからいいタイミングと言えそうだ。
これでTAKE THATがクリスマスの頃に新作を出せば、両者とも再結成の大騒ぎでセールスを増やせそうだ。
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