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2010/05/27

優勝者発表日の視聴率が16%ダウン

LEE DEWYZEが第9シーズンの『AMERICAN IDOL』優勝者となった5/26夜、ニールセン・メディア・リサーチによると視聴者は2420万人で、KRIS ALLENが優勝した2009年の2880万人から15.9%ダウンしていたという。

これはKELLY CLARKSONが優勝した第1シーズン以降、番組にとってもっとも低い視聴率の最終日。第1回目の最終日の視聴者は2270万人だった。最高の視聴率を稼いだのは2003年、RUBEN STUDDARDが優勝したときで、3800万人が視聴した。

tvbythenumbers.comによると5/26夜の番組の視聴率は、優勝者が発表された2時間目に驚異的にアップした。8時から9時の時間帯には1970万人が見ていたのだが、9時から10時には2650万人に跳ね上がった。

年ごとの減少にも関わらず『IDOL』はやはりその夜の優勝者だった。9時台のCBSの『CRIMINAL
MINDS』の視聴者は1280万人だった。

5/25の『IDOL』のパフォーマンス・ファイナルはニールセンによると1960万人の視聴者を引きつけたが、昨年に比べると14.7%ダウン。
KRIS ALLENとADAM LAMBERTが対決した昨年の最終戦の夜は2300万人が見た。

相変わらず視聴率トップを誇る番組ではあるものの、『IDOL』の視聴率は毎回平均2450万人で、もっとも高かった2006年(TAYLOR HICKSが優勝した年)の平均3060万人から20パーセントも落ちている。とはいえ、FOX全体のプライムタイムの視聴率は2006年から2009年までに8.25%しか落ちていない。

『IDOL』の視聴率低下は視聴者の参加減少にも現れている。5/19の番組で、SEACRESTは上位3人の候補者が合わせて4700万の投票を得たと発表したが、前シーズンの8800万とは大きな違い。SEACRESTは5/26に最終投票数を発表しなかった。

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