2010/05/21
JAY-ZとBEYONCEのパーワー・カップルも登場したカルフォルニアのインディゴで開催されたコーチェラ・フェスティバル。その大観衆を魅了したEDWARD SHARPE & THE MAGNETIC ZEROSは2010年のサマーツアーの大注目株だ。昨年7月に発売されたカルフォルニア出身の彼らのデビュー・アルバム『UP FROM ABOVE』が80,000枚のセールスを記録しビルボード200に初めてチャート・イン。
EDWARD SHARPE & THE MAGNETIC ZEROSは元ALEXISONFIREとIMA ROBOTのシンガーのALEX EBERTと彼の元ガールフレンドのJADE CASTRINOSを中心とした、一見してホームレスかと思われる風体の10人組だ。フォークロック的なサウンドが再び注目を浴び、5/1-8/9までのサマー・ツアーは早々に完売となっている点に注目したい。
「ライブを見た人たちの口コミで広まって、だんだん完売になってきたんだ」とEBERTは言う。
彼らの人気を牽引しているのは、親しみやすい曲が収録されたとても楽しいアルバム。ビルボードのトリプルAチャートで16位になっている「HOME」もテレビ・シリーズの「GOSSIP GIRL」「CHUCH」「UGLY BETTY」などでも耳にすることができる。
2009年4月からLAを中心にライブ活動を開始。8月にはヘッドライナーもこなしている。驚いたことに、彼らはアルバムを発売した直後に「LATE SHOW WITH DAVID LETTERMAN」に登場したことだ。それにあわせエージェントは10日間のツアーを組んだ。10人組のバンドをサポート・アクトとして使ってくれるところがなかったからだ。そのため、マネージメントは口コミだけでいっぱいになるような小さな会場を押さえた。
「総勢10人もがステージにたち、楽しくてキャッチーなヒッピー・ポップを演奏する。このコンビネーションが気分がいいんだ。それで人気が高まっていったんだと思う」
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