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2009/08/21

心機一転のもと制作したニュー・アルバムを9月にリリース

全世界でアルバム1,200万枚を売り上げ、2枚のアルバムを立て続けに全米TOP 20に送り込んだイギリスのシンガー・ソングライターDAVID GRAYが、徹底的な見直しと改善のもとで制作を進めた7作目のアルバム『DRAW THE LINE』を9/29にリリースする。

「今回のアルバム制作にあたっては、2005年に『LIFE IN SLOW MOTION』を作っていた頃に匹敵するほど、かなり変化のある作品になると確信していたよ。なぜなら、これまで組んできた関係者との作業の中で僕はクリエイティヴなひらめきが徐々に失われてきていると感じるようになり、このあたりで行動を起こし違うことをするべきだって考えたからさ。そんな気持ちの中で作ったのが今回の最新作で、これまでとはまったく異なる制作方法を取り入れた。バンドもサウンドも一新して、今までとは違う環境のもとで新たな気持ちで音楽と向き合った感じだね」

そして制作活動において最も辛かったのは、これまでずっと活動を共にしてきた仲間を“解雇”しなければならなかった点だという。特にドラマーのCRAIG “CLUNE” McLUNEは1994年の『FLESH』からの長い付き合いだったため、解雇を告げた際、McLUNEはあきらかに落胆していたそうだ。しかし同時に理解も示してくれ、今回の“改革”を前向きに受け止めたくれたのだという。

こうして出来上がったニュー・アルバムには、イメージが波のように押し寄せてくる男性的な新しいサウンドが宿り、これまでずっと失われていた声が戻って来た感覚だとGRAYは語り、「これまでとはまったく違う歌い方ができたし、眠りから100%目覚めたという感覚だった。ピッタリのサウンドに出会えた喜びが、ここには凝縮されていると思う」とコメントしている。

アルバムには第1弾シングル「FUGITIVE」を含む全11曲が収録されており、「FULL STREAM AHEAD」にはANNIE LENNOXが、「KATHLEEN」にはJOLIE HOLLANDがゲスト参加している。またこの通常盤とは別に、ロンドンのROUNDHOUSE THEATREで収録したライヴ音源8曲が追加収録されたデラックス・エディションも同時に発売される。

GRAYはこのニュー・アルバムの発売に先駆け、9/14にロンドンのROUNDHOUSE THEATREでアルバム・ツアーのキック・オフ・ライヴを行うことになっており、9/25にはアメリカCBSの人気番組『THE LATE SHOW WITH DAVID LETTERMAN』に出演して生パフォーマンスを敢行。そして10/23のボストンを皮切りに全米ツアーを行う。

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