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2010/04/12

結成メンバーによる復活劇はドラマーの功績

TAKING BACK SUNDAYのADAM LAZZARAは、7年ぶりにリユニオンを果たしたオリジナル・メンバーでのラインナップに関して、ドラマーのMARK O'CONNELLから提案された“クレイジーなアイデア”がきっかけだったことを明らかにした。

昨年リリースした最新アルバム『NEW AGAIN』のプロモート・ツアーを終えたのち、LAZZARAはこの復活劇について、Billboard.comのインタビューに際して次のようなコンメントをしている。

「メンバーの誰もが不幸な様子だったので、何かをやらなければと思っていた矢先だった。突然MARKが僕に電話をしてきて、“おい、俺にクレイジーなアイデアが浮んだぞ。それっていうのは・・・”と計画を話し始めたんだ。そのアイデアというのは、2002年のデビュー作『TELL ALL YOUR FRIENDS』をリリースした当時のメンバーだったJOHN NOLAN(ギター)とSHAUN COOPER(ベース)を呼び戻し、オリジナル・ラインナップで復活するという計画だった。それを聞いた僕は“おい、そんなのはムリに決まってる。どうやってうまくやるっていうんだ?JOHNとはここ何年も話をしてないんだぜ”と答えたよ」

その後シンガーのLAZZARAとNOLANは今年1月に電話で話をすることになったそうだが、LAZZARAいわく「何年も話していなかったとは思えないほど、時の経過を感じなかった。まる数日か数週間ぶりに話した感覚で、7年という歳月が経っているとは思えなかったよ。そしてJOHNとの友情が、ものすごく懐かしく思えてきた」という。

そんな経緯を経て、3月にはもう1人のギタリストEDDIE REYESを含めた5人で再結成を果たし、テキサスとニューメキシコの州境近くの農場で7年振りに新曲のレコーディングを敢行。さらにいろいろなアイデアを一緒に練り上げるうちに、彼らの絆はますます深まっていったそうだ。

そしてこの夏、5人は2006年の『LOUDER NOW』を手掛けたERIC VALENTINEのプロデュースのもとでスタジオ入りする計画とのことで、ライヴについてはまだ決定していないものの、メンバー内部では実現に向けて前向きな話し合いが進んでいるとコメントしている。

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