BLACK EYED PEASのフロントマン、WILL.I.AM.は、映画作り、BARACK OBAMAのための選挙運動、そしてアンダーグラウンドのダンス・クラブに行くという3つのことで2008年のほとんどを費やしたと
BILLBOARD.COMに語った。そして2009年、彼はその3つのすべてが実を結んだことを確認した。OBAMAは大統領になり、『X-MEN ORIGINS:WOLVERINE』は1億5000万ドルを越える収益を上げ、WILL.I.AM.のクラブ調査は「世界一ビッグなレコード」を生み
出すことになった。「かなりイカレてるよ」と彼は言う。BLACK EYED PEASのアルバム『THE E.N.D.』は2枚のシングル「BOOM BOOM POW」と「I GOTTA FEELING」を生みだし、それがひとつのアーティストによるもっとも長いナンバーワン保持記録でホット100の記録を破ったのである。この2曲は連続20週もチャートのトップを独占し続けているのだ。

WILL.I.AM.は昨日カリフォルニアの自宅でBILLBOARDのインタビューに答え、「クレイジー」な過去2年間について、クラブをクルーズすることについて、そして2曲のチャートの歴史を作ったヒット作りについて語った。彼は12週間ナンバーワンを続けた「BOOM BOOM POW」がラジオでかかることになるとは思っていなかった。「違うふうに作ったつもりだったんだ。今やラジオ・ソングといったもの自体がなくなっちゃったんだね」。また、8週ナンバーワンの「I GOTTA FEELING」が生まれたのは、友だちに「F*** ME, I’M FAMOUOS」というパーティに招待されて、そのDJブースでラップをやったのがきっかけだった。そのときのDJがこの曲のプロデューサーのDAVID GUETTAだったのだ。「歌の真ん中にユダヤ語を混ぜたらカッコいいと思ったんだ、ユダヤ人でもないのにね（笑）」