2010/03/12
ロンドンをベースとする音楽ファンドのパワー・アンプ・ミュージックがCHARLOTTE CHURCHのカンバック・アルバムのレコーディングのために200万ポンド(300万ドル)を投資することになった。
少女のクラシカル・クロスオーヴァー・アーティストとしてデビューしたCHARLOTTE CHURCHは、その後、ポップスのフィールドに移行し、テレビのプレゼンターなどを務めていた。彼女は現在、ナッシュビルやウェールズの作曲家たちとともに新曲を手がけている最中。秋に発売が予定されているアルバムはグラミー賞受賞のプロデューサーのMARTIN TEREFE(JASON MRAZ、JAMES MORRISON、JAMIE CULLUM、KT TUNSTALL)を起用しレコーディングが行われている。
パワー・アンプは声明文の中で、ウェールズ出身の彼女のアルバムは今までに1050万枚以上のセールスを記録していると発表。
また、CHURCHはANDREW LLOYD WEBBERのミュージカル「OZの魔法使い」のDOROTHY役を見つけるためのBBC ONEテレビのミュージカル・スター発掘番組「OVER THE RAINBOW」で審査員を務めている。
彼女は今夜放送のBBC ONEの番組JONATHAN ROSSの収録に登場、UKのメディアはその24歳のシンガーのダイエットぶりに大騒ぎしている。
彼女のアルバム発売に関し、マーケティング、販売については、これからオープンに話し合われる予定だ。2008年に設立されたパワー・アンプ・ミュージックはすでに確立した有名アーティストの財政的支援を行っており、出版、ライブまで幅広くカヴァーしている。
CHURCHは昨年『THE LIBERTY OF NORTON FOLGATE』を発売したMADNESSに続くパワー・アンプ・ミュージックが支援するメジャー・アーティストだ。
「今回のディールは非常にシンプルなもので、とてもワクワクしている」とパワー・アンプの創設者でCEOのTOM BYWATERは言う。「CHARLOTTEは何をやりたいか明確なヴィジョンがある。我々はその実現のために手助けをするだけで、制作、著作権などは彼女に任せている」
「レコーディング・アーティストになれる素晴らしいチャンスです。パワー・アンプと契約できてとてもうれしく思います。財政面でメジャー・レーベルど同様のサポートをしていただき、制作面は任せてもらえる契約に満足しています」
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