2009/08/19
シンガー・ソングライターのWARREN HAYNESはロックンロールの鋼鉄の男だ。ビジネス面でもキャリア面でも一匹狼の彼は、ALLMAN BROTHERS BANDやTHE DEADでのメンバーとしての仕事をしながら、自身のバンド、GOV’T MULEでも活躍、時にはソロ活動も行なっている。
彼にとってこれは「あるツアー・バスを下りて別のヤツに乗り込む」ようなものだという。GOV’T MULEは8作目のスタジオ・アルバム『BY A THREAD』を10月に発表する。テキサスにあるWILLIE NELSONのスタジオでレコーディングされたこのアルバムはHAYNES所有のインディ・レーベルから発表される。
毎回違うショーをすることで知られるGOV’T MULEのパフォーマンスは200万件もの有料ダウンロードを獲得している。
HAYNESは1980年代初期にDAVID ALLAN COEのバンドでギタリストとしてツアーのキャリアをスタートした。1989年にALLMAN BROTHERS BANDのメンバーとなり、94年にGOV’T MULEを結成。90年代後半にTHE DEADの様々なプロジェクトに参加するようになる。革新的ギター・プレイヤーでソウルフルなボーカリストであるHAYNESに、ステージからフェスティバルまで出演要請は引きも切らない。
「オレたちは従来のやり方でレコーディングしたりしないバンドなんだ」と彼はGOV’T MULEについて語る。「スタジオ・ライブの準備をして、いつもやってるみたいにプレイするだけさ。それからボーカルをオーバーダブし、他に足したいものがあったらプラスする。楽器をひとつひとつ録音するみたいな普通のレコーディングのやり方にアレルギーがあるんだよ。もっとオールドスクールなアプローチでやった方がオレたちの好きな音楽が手に入る気がするんだ。全員が同じ部屋に入って同時に演奏するってやり方がね」
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