2010/02/24
BILLBOARDのANN DONAHUEが『AMERICAN IDOL』シーズン9の上位24競技者を最後のひとりまでチェック。
数え切れないほどのオーディション週間が終わって、私たちはやっと才能ある者がスポットライトを浴びる部分に辿り着いた。
2/23の夜はレディーズ・ナイトで、テーマは『BILLBOARDチャートからのヒット』だった。トップ12人の女の子たちのパフォーマンスを評価してみた。
PAIGE MILES;FREEの「ALL RIGHT NOW」
なんて妙な選曲? 最後は輝かしい感じのアレンジで終わったようだけど、コーラスに問題あり。
ASHLEY RODRIGUEZ:LEONA LEWISの「HAPPY」
彼女がマイクから1インチ下がってくれるといいんだけど。息を吸い込む音が聞こえたでしょ? 以前は気づかなかったけど、彼女の声はときどき薄っぺらく感じられた。
JANELL WHEELER:HEARTの「WHAT ABOUT LOVE」
もうJANIS JOPLINみたいな歌はやめてほしい。ANN WILSONも同じ。いい声してるのに、オリジナルと比べると不安定に聞こえちゃうのよね。
LILLY SCOTT:THE BEATLESの「FIXING A HOLE」
いい選曲だし、こんなに早い時期に楽器を持ち出したのもよかった。誰だってBEATLESは知ってるものね。
KATELYN EPPERLY:THE BEATLESの「OH! DARLING」
またBEATLESね。歌は良かったけど、ユニークなLILLYの次だから不利よね。KATELYNはたしかに強力な声を持ってるけど、あんまり記憶に残らない感じ。
HAELEY VAUGHN:THE BEATLESの「I WANT TO HOLD YOUR HAND」
また? 番組のプロデューサーは何考えてるのかしら。HAELEYの歌はKATELYよりもずっと大胆な展開を見せてくれそう。
LACEY BROWN:FLEETWOOD MACの「LANDSLIDE」
LACEYはカラオケに聞こえないように頑張っていたけど、フレーズを変えるなんて最悪。アレンジもクソみたいだったし。
MICHELLE DELAMOR:ALICIA KEYSの「FALLIN’」
彼女の歌はオリジナルへのオマージュとまったくのアドリブとの間のきわどい線上を見事に歩いていた。楽々歌っているようだった。
DIDI BENAMI:INGRID MICHAELSONの「THE WAY I AM」
見事なカバーで、しかもDIDIのユニークな声が見事に発揮されていたと思う。
SHIOBHAN MAGNUS:CHRIS ISAAKの「WICKED GAME」
アレンジを変えたのはよくないけど、彼女の声は好き。男の歌を女が歌う(その反対も)と面白いひねりが加わって楽しいものよ。
CRYSTAL BOWERSOX:ALANIS MORISSETTEの「HAND IN MY POCKET」
すごくクール。ギターもハーモニカもいいし、「自分の子供のためにやってるだけ」って態度もいい。彼女にピッタリの歌だしね。
KATIE STEVENS:MICHAEL BUBLEの「FEELING GOOD」
この夜最後の注目のスポット。彼女は歌える人だけど、選曲はどうかしら。17歳にはまだそんな気分いいことなんてないんじゃない?
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