2010/02/19
IGGY POPは、最近ロックの殿堂に入ることになったTHE STOOGESが、1973年のアルバム『RAW POWER』の再リリースやツアー、新たなレコーディングなどの「3年計画」を考えていることを明らかにした。
「オレたちはこれから3年間ばっちり頑張って、それから一歩下がって自分たちの居場所を確認し、それ以降何ができるのかを検討してみるつもりなんだ」とPOPは語る。
2008年1月にオリジナル・ギタリストのRON ASHETONが亡くなったのを機に、POPは1971年にグループに参加し、『RAW PPOWER』でも活躍していたJAMES WILLIAMSONとの関係を復活させた。それと、オリジナル・ドラマーのSCOTT “ROCK ACTION” ASHETONと、2003年の再結成以来グループに参加しているベーシストのMIKE WATT、サックスフォン奏者のSTEVE MACKAYが現在のメンバーだ。バンドは11月にブラジルで「ウォームアップ」公演を行なっている。今年は3ヶ月以上ツアーをしない予定だが、すでに25公演がブッキングされており、4/14にフランスのブールジュでスタートし、9/3にはニューヨークで開催されるオール・トゥモロウズ・パーティーズ・フェスティバル出演も含まれているという。
「今年は世界ツアーに重きを置くことになるだろう。アメリカはもうそんなにブッキングしていないんだ。今は国外の方が条件いいからね。だけど、この3年間のうちにはちゃんとした全米ツアーもやるつもりだよ」
また、POPは現在のSTOOGESのラインナップでのレコーディングも考えており、すでに新曲を書いているところだという。「いったんRONやSCOTTと仕事を再開したら、たんにグループが再集合するだけじゃなく、復活して新しい活動をすることが重要になったんだ。つまり、曲を書いて発表しなきゃいけないってことさ」。新曲の中には生前のRON ASHETONの出したアイデアが含まれたものもあるそうだ。
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