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2010/02/04

レコード・レーベルから訴えられる

JILL SCOTTは長年のレコード・レーベルから訴訟を起こされている。レーベルはマルチ・プラチナのR&B歌手が6枚のアルバム契約を途中で放り出し、数百万ドルの損害を出したと非難している。

2/3にロサンジェルスに拠点を置くヒドゥン・ビーチ・レコーズがロサンジェルスの上級裁判所に提出した訴状によると、レーベルとその創始者、
STEVE MCKEEVERはSCOTTのキャリアのスタートを手助けし、グラミー受賞シンガー・ソングライターにまで育てたにもかかわらず、10年以上の関係を
いきなり10月に打ち切られたという。

「ヒドゥン・ビーチは、SCOTTがヒドゥン・ビーチ・ファミリーを離れる決定をしたことにショックを受けています。そればかりか、彼女にはまだヒドゥン・ビーチから3枚のアルバムを出すことが契約上必要とされているのです」

申し立ては契約解消とカリフォルニアの労働基準法に基づいた損害賠償を訴因としている。これは「DE HAVILLAND法」として知られている法律で、女優のOLIVIA DE HAVILLANDが40年代に長年のスタジオ契約を相手に戦って勝利したことにちなんでいる。これによると、タレントは7年以上の個人的契約に縛られてはならないことになっている。

ヒドゥン・ビーチはSCOTTの契約が7年の規則に反していたことを問題にしているのではなく、その法律が長期契約を打ち切りたいアーティストはレーベルに対してレーベルがその契約期間中に受け取るはずだっただけの金額を支払う必要があると定めていることを争点にしている。

2000年にダブル・プラチナ・アルバム『WHO IS JILL SCOTT?』でシーンに登場して以来、彼女のアルバムは何百万もの収益を上げてきた。従って、訴状によるとヒドゥン・ビーチの損害は計り知れず、労働法に基づけば総額数百万ドルになるとされている。

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