約5年の活動休止期間を経て、新作DVDの発売と来年度に更なるツアーを行うことが決定したロック・バンドCREEDだが、その先もバンドとして精力的に活動を続けていくことが確かなものになったようだ。

このほどBillboard.comが行ったインタビューに対して、ギタリストのMARK TREMONTIは、「久々のニュー・アルバム『FULL CIRCLE』がリリースされ、ツアーの最初の行程も終了させたばかりだが、これまでのところメンバー同士でケンカになったり議論になったりすることもなく、非常にいい感触だよ。僕らはこの世界で長いこと活動してきたし、まだまだ多くのものをファンの前で形にしたいと思ってる」とコメントしている。

そのTREMONTIによると、CREEDは来年4月末から更なるツアーを計画しているそうで、この夏のツアーで回れなかった全米各地の都市を4〜5週間かけて訪れることになるようだ。また、6月にはオーストラリア、ニュージーランド、南アメリカを回り、その後再び北米に戻って、夏の間は野外会場を中心にサマー・ツアーを行うことを計画しているとのことだ。

CREEDにとって8年ぶりのスタジオ・アルバムとなった最新作『FULL CIRCLE』は、10/27にリリースされたばかりで、発売の翌週には全米アルバム・チャートに初登場2位でランク・インを果たした。

また今週2/8には、テキサス州ヒューストンで行ったライヴから全17曲を収録した、初のコンサートDVD『CREED LIVE』をリリースする。ちなみにこのライヴ映像を監督したDANIEL E. CATULLO IIIは、映画『THE MATRIX』シリーズでも人気となった“big freeze”という特殊な映像技術などを取り入れられているようで、これまでとは違ったカメラ・ワークでの斬新な映像が楽しめるそうだ。