2009/08/12
デンバーに本拠地を置く4人組、THE FRAYはピアノをベースにしたみずみずしいロックでアリーナを簡単に満員にしているが、ドラマーのBEN WYSOCKIとギタリストのDAVID WELSHは現在の北米およびヨーロッパのマラソン・ツアーではより小さいシアター公演の方が好きだと認めている。「そういうショーでのエネルギーは会場の大きさに釣り合わないほどなんだ」とWYSOCKIは言う。さらにWELSHはそういうエネルギーのことを「飛び出したがっているけれど飛び出せないエネルギー」なのだと説明する。
2月に発表されたTHE FRAYのセルフ・タイトルの2NDアルバムはBILLBOARD 200でナンバーワンになっており、ここBILLBOARD.COMで独占インタビューと共にミュージック・ビデオを見ることができる最新シングル「NEVER SAY NEVER」はホット100で47位、ポップ・ソング・チャートで23位になっている。「自分たちが作っている音楽をちゃんと理解し、それに自信を持てるようになるには2NDアルバムまで待たなくちゃならなかったんだと思う。今僕たちはそこに至ったから、これからバンドとしてどういう方向に行こうとしているのかを見極めるのがずっと楽になったんだよ」とWYSOCKIは言う。
バンドはKANYE WESTの「HEARTLESS」のカバーでも予期せぬ大成功を収めた。それはTHE FRAYがゲスト出演したBBCのラジオ番組を発端に生まれたものだった。「彼らはゲストに最近のアーティストのカバーをさせるんだ。そのとき彼らがかけているアーティストのリストをもらってね。”HEARTLESS”かBRITNEY SPEARSの”CIRCUS”のどっちかだったのさ」とWYSOCKIは言う。
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