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2009/11/16

チャリティー・シングルに続き、アルバム制作も進行中

GYM CLASS HEROESのフロントマンで、いま音楽業界で最も多忙なラッパーの1人であるTRAVIS McCOYが、先週MTVのスタジオを訪れて新作ドキュメンタリー『TRAVIS McCOY'S UNBEATEN TRACK』を紹介すると共に、チャリティー・シングルをプレミア公開した。またBillboard.comとのインタビューの中で、McCOYは現在ソロ・デビュー作と共にバンドの4枚目のアルバムの制作を同時に進めていることも明らかにした。

MTVで初披露したチャリティー・シングル「ONE AT A TIME」は、McCOYのよりシリアスな面をフィーチャーした作品で、HIVとAIDS防止のためにMTVが推し進めている非営利組織“STAYING ALIVE FOUNDATION”の活動の一環として彼が南アフリカ、インド、フィリピンへ赴いた際の経験を歌ったものだ。しかしMcCOYは、このシングルが単なる一過性のチャリティー作品として将来的に忘れ去れることを避けたいと考えているようで、曲に注いだ熱意を以下のように振り返っている。

「この曲を作るのには、かなりのプレッシャーがあったよ。皆がダウンロードしたいと思うような楽曲を作る必要性があると点ことに加え、チャリティー・シングルであるからには金銭やビジネス的なことは最小限に抑え、心のこもった作品を作ることが望ましかった。僕が旅を通じて感じたのと同様、すべての人たちの心をつかむような感情に訴える作品にしたかったんだ。だからプレッシャーは相当なものだったよ」

そして『THE LAZARUS PROJECT』と名づけられたソロ・デビュー作品については、McCOY本人のヴォーカルに加え、Cee-LOやCHESTER FRENCHといった友人たちがコラボで参加しているそうだ。またアルバム・プロデュースに関しては複数の楽曲をT-PAINが手掛けているほか、TIMBALANDの弟分のHAMMONやDETAIL AND THE SMEEZINGTONSなども参加しているという。さらにGYM CLASS HEROESの4作目『P.P.C. 2』も順調に制作が進んでいるそうで、McCOYの多忙な日々は暫く続きそうだ。

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