2009/11/10
ルイジアナ州バトンルージュの放送局WAFBのニュース報道によると、今週月曜日にラッパーのLIL' BOOSIEが観察期間中の違法行為により4年の服役刑を宣告された。
バトンルージュ出身の本名TORRENCE HATCHこと26歳のLIL' BOOSIEは、この9月に麻薬と銃の違法所持に関して起訴され、足首に監視モニターを装着した状態で自宅軟禁に置かれていた。しかしこのほど、監視モニターのデータから複数回に渡って自宅を離れたことが発覚し、法を破ったことが明らかになった。
そもそもの事件に対して下される判決は、執行猶予2年の懲役10年というものが想定されており、結果的に1年の服役になる可能性が濃厚だった。しかし今回、観察期間中に違法行為をしたことで、地方裁判所のCHIP MOORE判事は4年の服役刑を宣告。実質的に2年の服役になることがほぼ確実となった。
BOOSIEは2008年10月にマリファナ、鈍器、そして銃が愛車から発見されて警察に逮捕され、今年9月に起訴されていた。麻薬事件に関しては20年、そして銃の違法所持に関しては最低でも5年の刑になる可能性が濃厚だったが、BOOSIE側からの申し立てを考慮したのち、MOORE判事は最終的な判決が出るまですべてのコンサート活動を停止させ、監視モニターを装着して自宅に軟禁することを決定していた。
BOOSIEは今週月曜日の公聴会のあと、すぐに刑務所に出頭するよう命じられ、その後5年の観察状態に置かれることになるようだ。また銃の所持については、観察期間を何事もなく過ごせば起訴されないことになると見られる。
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像