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2009/11/06

AFIのメンバー2人による別プロジェクトが新作をリリース

アメリカの4人組パンク・ロックバンドAFIのメンバーDAVEY HAVOKとJADE PUGETは、最新アルバム『CRASH LOVE』のサポート・ツアーで世界を飛び回る多忙な日々を送っている。しかしそんな中、2人が別プロジェクトとして展開するエレクトロニック・デュオBLAQK AUDIOのニュー・アルバムが間もなくリリースされる運びとなりそうだ。

これはPUGETがBillboard.comに対して語ったもので、「すでにBLAQK AUDIOとしてのアルバムは完成していて、『CRASH LOVE』のリリース後に発売する予定で計画を進めてきた。だから今のツアーが終った段階で、すぐに発表するつもりだよ」とコメントしている。

この新作『BRIGHT BLACK HEAVEN』は、2007年に全米アルバム・チャートで初登場18位にランクした『CEXCELLS』に続く作品で、この前作からはオルタナティヴ・ダンス・チューン「STIFF KIETTENS」がヒットにつながった。そしてPUGETによると、この新作はAFIのアルバム『CRASH LOVE』よりも先にリリースする準備が整っていたそうだが、もし先にリリースしてしまったらBLAQK AUDIOのアルバムが2枚続いてリリースされてしまう形となり、AFIのバンド活動自体に支障が起きたと誤解され兼ねないと考えて時期を待ったのだそうだ。

そんな配慮を経てリリースされた『BRIGHT BLACK HEAVEN』には、ドラムン・ベースの影響を色濃く反映させた、これまでにない実験的なサウンドを追及したアルバムになっている。メロディーはすべてPUGETが書き、それをHAVOKに送って歌詞をつけてもらうという流れで制作が行われた。そしてプロデュースも2人が手掛け、ミキシングには外部からMICHAEL PATTESONを起用したとのことだ。
一方、AFIは1/31まで北米ツアーを敢行中で、その後はオーストラリアに渡って5日間に及ぶSOUNDWAVE FESTIVALに参加し、PARAMORE、JANE’S ADDICTION、MY CHEMICAL ROMANCE、FAITH NO MOREといったバンドと共演する。

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