元CREEDENCE CLEARWATER REVIVALのJOHN FOGERTYは、最新作『THE BLUE RIDGE RANGERS RIDES AGAIN』でバンドを離れてソロ活動を始めた当初の泥臭いカントリーや初期のロック・サウンドに回帰したが、今後も引き続きその路線を踏襲していくことを決めたようだ。

「次のアルバムも、おそらく自分のルーツである初期のロックンロール路線に戻ると思うよ。それこそ僕が最高に力を発揮できるサウンドだし、JOHN FOGERTYの名を世の中に知らしめたサウンドだからね。それに僕自身が幼い頃からずっと聴いてきたのはまさにそういう音楽で、自分にとって最も馴染みがあるんだ」

FOGERTYはすでに次のアルバムのための曲作りを始めているそうで、これまでのソロ作品の時よりも多くの楽曲を書いているという。「曲を書くことは、僕の日常生活のごく一部になってる。毎日3時間ほどはギターを弾いているし、常に“より良い作品を作る”ということを念頭に置いて、努力を続けているよ。手元にギターがある限り、僕の創造力は刺激されて音楽が自然と生まれてくる。だから作品が十分な数だけ仕上がったら、スタジオに入ってアルバムを作るつもりさ。」と、次の作品への意気込みを語っている。

リリースがいつになるかについて尋ねると、「それは言えないな。メジャーリーグのワールド・シリーズの行方と同じで、誰にもわからないよ。ヘタにコメントして、プレッシャーを感じるのもイヤだしね」と笑いながら答えていた。