2009/11/04
BRUCE SPRINGSTEENとE STREET BANDは、今週末にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで“アルバム1枚をフル演奏するライヴ”を2日連続で行うとアナウンスした。初日の11/7(土)には1973年のアルバム『The WILD, THE INNOCENT, AND THE E STREET SHUFFLE』を、翌11/8(日)には、1980年の2枚組アルバム『THE RIVER』を、それぞれ初めてフルでパフォーマンスする。
SPRINGSTEENとE STREET BANDは、9/20にシカゴで行ったライヴでアルバム『BORN TO RUN』の楽曲をフル演奏して大盛況を収めたことを皮切りに、この“アルバム1枚のフル演奏”を2009年秋のツアーの呼び物として敢行してきた。以来、ナッシュヴィルと10月のニュージャージー州ジャイアンツ・スタジアムでのライヴを含む5公演で、『BORN TO RUN』、『DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN』、『BORN IN THE U.S.A.』をフルでパフォーマンスしてきた。
ニュージャージーでの公演を前に、SPRINGSTEENのマネージャーは「シカゴでのライヴの反応を見て、この試みはやる価値があると強く実感したんだ。オーディエンスもこのコンセプトに強く賛同してくれたので、残りのライヴでもアルバムのフル演奏を敢行することに決めたというわけさ」とコメントしている。
SPRINGSTEENとE STREET BANDは、11/22にニューヨーク州バッファローで行われる最終ステージまで秋のツアーを敢行中だが、先週末には“ロックの殿堂25周年”の記念コンサートの一環としてマディソン・スクエア・ガーデンでもパフォーマンスを行った。そして秋のツアー終了後には、暫くのあいだ休暇に入る予定になっているそうで、ギタリストのSTEVEN VAN ZANDTは「どのくらい長い休暇になるか、それはわからないね。1年かもしれないし、1年半、あるいは2年ってこともあり得る」と語っている。
また、NEW YORK POST紙の報道によると、SPRINGSTEENは自叙伝の執筆を進めているそうで、その出版権の獲得には数百万ドルの大金が舞うだろうという憶測が飛んでいる。.
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