2009/10/30
MATT VERTA-RAYとのコラボレーションのHEAVY TRASHに没頭しているJON SPENCERだが、来年、JON SPENCER BLUES EXPLOSIONとして戻ってくる。少なくともベスト盤という形で。
今年春からSHOUT! FACTORYは、バンドのスタジオ・アルバムの再発とあわせ、新しいベスト盤を含むカタログ・キャンペーンを進めてきた。SPENCERは膨大な数ではないが、多くの追加曲が加わることを約束してくれた。
「未発表曲が山ほどあるわけではない。シングルのB面用にキープしていた曲があるんだ。それらは1枚にまとめることは簡単なことだよ」
再発は時代順に出されるわけではないが、彼らの4枚目のアルバム、1995年の『NOW I GOT WORRY』とベスト盤がリリースされるようだ。
THE BLUES EXPLOSIONは”活動休止”中ではあるが、夏にニューヨーク・シティでライブを行った。SPENCERは「もっと活動するかも」と話していた。彼は再発の仕事に続き、新作の可能性も否定しなかった。「準備はできているよ。考えてはいる。まだスタートはしていないが・・」
SPENCERは少なくとも絶対やりたいとは思っていないようだ。HEAVY TRASHはサード・アルバム『MIDNIGHT SOUL SERENADE』を発売したばかり。
「このプロジェクトは僕とMATTの冗談から始まった。飲みながらロカビリーを演奏していたんだよ。それから、スタジオに入いるようになり、だんだんライブ・ツアーをやるバンドになっていった。このアルバムは僕らの成長をとらえたものさ。僕たちは生まれ、思春期を向かえそして今に到達したってかんじだよ」
HEAVY TRASHはSPENCERだけのバンドではない。2010年に発売を予定しているアルバムは、彼と彼の妻、CRISTINA MARTINEZ、そしてオランダのエレクトロニック・アーティストのSOLEXが参加する。新作は少しCAPTAIN BEEFHEARTっぽいよと述べている。
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