今週のビルボード200は『NEW MOON』のサウンドトラックが153,000枚のセールスを記録しトップの座を射止めた。DEATH CAB FOR CUTIE、THOM YORKE、KILLERSらを擁したこのサウンドトラックは先週3日間だけの集計で、115,000枚のセールスをあげチャート・インを果たしている。

『NEW MOON』はビルボード200の１位を獲得したサウンドトラックとしては、5/2にトップに輝いた『HANNAH MONTANA:THE MOVIE』に次いで今年2枚目となる。『NEW MOON』は2008年11/2にビルボード200で初登場1位を獲得した映画『TWILIGHT』の続編だ。

TIM McGRAWの10枚目のスタジオ・アルバム『SOUTHERN VOICE』は137,000枚で2位。カントリー界のキングの前作、2007年に発売した『LET IT GO』は325,000枚という大きなセールスを記録している。事実、『SOUTHERN VOICE』はMcGRAWにとって、1995年、110,000枚で4位に登場した『ALL I WANT』以来の低いセールスとなっている。しかし、この数字はカントリー・アルバム・チャートで1位になるには十分な数で、見事NO.1を獲得。彼にとって12枚目のNO.1アルバムとなった。

JOSS STONEのターゲトとiTUNES独占販売の『COLOUR ME FREE』は今週ビルボード200の中で、2番目に高いポジションで初登場したアルバムで、27,000枚の売上をあげ10位に初登場した。このUK出身のシンガーは2007年に『INTRODUCING JOSS STONE』で118,000枚のセールスで初登場、最高位2位を獲得している。

ドイツ出身のロック・バンドのRAMMSTEINの『LIEBE IST FUR ALLE DA』は13位に登場、今までで最も高いチャート・ポジションを獲得。彼らの今までの最高チャート・ポジションは1998年の『SEHNSUCHT』の45位。

2週NO.1を獲得したMICHAEL BUBLEの『CRAZY LOVE』は3位に、また、JAY-Zの『THE BLUEPRINT 3』も4位に後退した。MILEY CYRUSの『THE TIME OF OUR LIVES』は5位、BLACK EYED PEASの『THE E.N.D.』は6位に留まり、TAYLOR SWIFTの『FEALESS』は7位。

20位から8位に急上昇したのはOWL CITYの『OCEAN EYES』。OWL CITYの「FIRELIES」は今週デジタル・ソング・チャートで196,000ダウンロードで1位を獲得、大ヒットとなっている。

BARBRA STREISANDの『LOVE IS THE ANSWER』は9位。