2009/10/27
ALLISON MOORERは7枚目のスタジオ・アルバム『CROWS』(ライコディスクからのレーベル・デビュー作)を3月にリリースする計画だが、これまでの作品とはスタイル面で大きく異なるものになりそうだ。
「自分自身を本当に解放して、すべてのルールを窓から放り出してしまったの」と『CROWS』について彼女は語る。「今までの私はどこかにうまく合わせるなんて考えたこともなかったし、いつだって誰とやっても丸い穴の中の四角い釘…って感じだった。今回、私はやりたいことをやるつもり、思う存分自分らしくやるわ、って言ったのよ」
MOORERによると、彼女は『CROWS』の歌詞をもっと詩的にし、実生活の出来事や現実の人々に関係づけたのだとか。また、彼女は多くの歌をピアノで書いており、それが作品に違った感性をもたらすことになったという。
「ギターはすごくミステリアスな楽器。何年もの間必死に頑張っても決して弾きこなせないの。私はいまだにギターと格闘している感じだもの。でも、ピアノは私にとって最初の楽器なの。10代のときに弾き始めた。ピアノにはオープンさがあるのよね。すべての音が確認できて、片手で1オクターブのすべての音に届く。コードを弾くためにおかしな指使いとかしなくていいの」
『CROWS』はR.S. FIELDがプロデュースし、JOE MCMAHONがギター、BRAD JONESがベース、CHRIS CARMICHAELがストリングスのアレンジを行なった。アルバムは彼女が1994年に『THE DUEL』を作ったナッシュビルのハウス・オブ・デイヴィッドでレコーディングされた。
MOORERはこのアルバムが多くのファンを驚かせることになるだろうと思っている。
「もちろんみんなに気に入ってはもらいたいけど、そんなに期待してはいないわ。そういう期待のためにこのアルバムを作ったんじゃないんだから」
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