2009/10/26
2006年の『FOR ME IT’S YOU』をサポートするツアーのあと、TRAINは2年間の活動停止をした。「おそらくそれがバンドを救い、バンドの寿命を延ばしたのではないか」とギタリストのJIMMY STAFFORDは言う。
「素晴らしい休暇だった」と、シンガーのPAT MONAHANとドラマーのSCOTT UNDERWOODと共に2008年にバンドを復活させて5THアルバム『SAVE ME, SAN FRANCISCO』(10/27発売)をレコーディングしたSTAFFORDは語る。「当時僕はちょっと心配していたんだ。僕たちは最初からほんとに必死に働くバンドだったからね。ノンストップのサイクルでレコーディングをずっと続けていたから、突然の休暇なんて対処するのがむずかしかった。
ちょっと慌てちゃったよ」
「だけど、自分が持っているものをじっくり味わうためには時には一歩退かなくちゃいけないんだ。ファンたちも僕らの絶え間ないスケジュールから休みを取る必要があったと思う。バンドにお互いから離れるチャンスも与えてくれたから、すっかり生まれ変わったような新鮮な気分で再開することができたよ」
STAFFORDによると、TRAINは『SAVE ME, SAN FRANCISCO』を「カムバック・アルバム」だと捉えているのだそうだ。「みんなにバンドを改めて紹介するような感じだね。出て行ってコアのファン
を取り戻すだけじゃなく……新しいファンを掴んで観客を広げたいと思ってるんだ」。そのためTRAINは結成時のメンバー3人に戻り、マネージメントも変え、新しいプロデューサー(MARTIN TERETE)と組んで80曲を、ONE REPUBLICのRYAN TEDDERやBETTER THAN EZRAのKEVIN GRIFFINらと共に書き上げた。DOOBIE BROTHERSの「BLACK WATER」を元にした「I GOT YOU」は「ルーツに戻りたかった」という気持ちの表れだという。
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