2009/10/23
映画『NEW MOON』サウンドトラックからの1STシングルであるDEATH CAB FOR CUTIEの「MEET ME ON THE EQUINOX」のビデオを見る多くの10歳前後の子供たちが、シャツを脱いだROBERT PATTISONのシーンに至るまでバンドの演奏シーンを早送りしてしまうことだろう。しかし、それはもったいない。このバンドならではの傷心のインディ・ロック・バラードのひとつを聞き逃すことになってしまうからだ。
ギタリストのCHRIS WALLAとメンバー(フロントマンのBEN GIBBARD、ベーシストのNICK HARMER、ドラマーのJASON MCGERR)は90年代後半にワシントン州ベリンガムでバンドを結成した。インディ・シーンで人気を確立したあとアトランティックと契約し、2008年の『NARROW STAIRS』はチャートのトップになった。
今やTHE KILLERSやTHOM YORKEも参加する話題のサントラに参加するまでになった彼らだが、WALLAによるとこの曲はサウンドトラックのために書き下ろされたとも、すでにあった曲だとも言えるのだそうだ。
「すでに書いてあった歌なんだけど、映画に合うようにするためちょっとひねりを加えたんだ。これに取りかかったとき、BENがこれはと思う曲のデモを10ほど送ってきてね。9曲はピンと来なかったんだけど、この曲だけは不気味なほどピッタリ来たんだ」
「ちょうどメンバーが個人的に忙しかった時期だったから、3日間だけこれにすべてを捧げようって決めてね。それでうまく行ったら素晴らしいし、行かなくても次のアルバムに使えるって思っていたんだ。そしたら見事ピタリとはまってくれたのさ」
彼は『TWILIGHT』シリーズがどんなに人気かまったく知らなかったという。「僕の18歳のいとこに『すごい!すごい!すごい!』って言われて初めてコトの大きさに気づいたんだよ」
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