2009/08/04
11/10にリリースするニュー・アルバム『LAWS OF POWER』の制作を続けてきたメンフィス出身のデュオTHREE 6 MAFIAが、この2週間で最終的な仕上げの作業に入るようだ。
メンバーのJUICY Jは、「すでに20曲ほどの制作を終え、アルバムの90%は完成したも同然だ」と楽観的なコメントしているが、相方のDJ PAULは「突然クールなアイデアがひらめくこともあるから、それに対応できるよう、僕らは常に最終的な期限ギリギリまで作業を続けることにしている。とにかく24時間ずっと曲を書きレコーディングをしている感じで、複数のスタジオで作業し、移動スタジオやコンピュータも駆使してノンストップの作業を続けているよ」と、8/17のマスタリング日まで気が抜けない状況を語っている。
新作『LAWS OF POWER』は、昨年リリースして全米アルバム・チャート最高位5位まで上昇した『LAST 2 WALK』に続くアルバムで、すでに2曲のリード・シングルが決定している。1曲はRODNEY “DARKCHILD” JERKINSのプロデュースによるメイン・ストリームをターゲットにした「SHAKE MY」で、フィーチャリング・アーティストとしてDIDDYのグループDIRTY MONEYのシンガーKALENNAを迎えている。そしてもう1曲は、JUICY Jが6月にリリースしたソロ・アルバム『HUSTLE TIL I DIE』に収録されていた「LIL FREAK (UGH UGH UGH)」で、今回は“ギャングスター”風のニュー・ヴァージョンにリメイクしている。
そのほか、FLO RIDAとSEAN KINGSTONをフィーチャーしたTIESTOのプロデュースによるテクノ風の楽曲「FEEL IT」や、KEVIN RUDOLFとDR. LUKEとのコラボ曲もレコーディングしたとのことだ。
そして『LAWS OF POWER』というタイトルに関して、DJ PAULは「俺たちTHREE 6 MAFIAは常にトレンド・セッターとして注目を集めてきたし、小さなことを自分たちで始め築き上げてきたという自負がある。だから俺たちの曲は、まさにトレンドを取り仕切る“法律”のようなものだし、アルバムに収録される楽曲はどれも俺たちが定める異なる法律を代弁する作品だって考えたからさ」とコメントしている。
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