JANELLE MONASE、MARY J.BLIGE、SALT-N-PEPAのSPINDERELLA、そして少し毛色の違うところでANTHONY HAMILTONという面々が、10/17（土）にニューヨークで行われた第4回“BLACK GIRLS ROCK!”AWARDSで賞を授与された。

この賞は、アートとエンターテインメントの世界で目覚しい功績をあげた黒人女性たちに贈られるもので、現在デビュー作『METROPOLIS, SUITE I: THE CHASE』に続くアルバムを制作中のオルタナティヴR&BシンガーMONAEは、“WHO'S GOT NEXT”賞を授与された。この受賞に際して、MONAEはBillboard.comに「ブラック・ガールたちは、いつだって“ロック”してるわ。私が彼女たちの見本の1人であることを証明できれば嬉しいと思うし、これからも若い女の子たちをインスパイアできる存在でありたいと願ってる。彼女たちがクリエイティヴに自分たちを表現できるよう、その手助けになりたいわ」とコメントしている。

また、MONAEは現在制作中のセカンド・アルバムの進捗状況にも触れ、前作と同じくNATE“ROCKET”WONDERとCHUCK LIGHTNINGをソングライターとプロデューサーに迎えていること、そして生まれ故郷アトランタのTHE EMORY SYMPHONY ORCHESTRAとコラボを行い、プラハとトルコでレコーディングを行ったことも明らかにした。アルバム・リリースは、来年の早い時期を想定しているとのことだ。
そのMONAEの他、この晩の“BLACK GIRLS ROCK!”賞の授賞式ではMARY J. BLIGEが“THIS YEAR'S ICON”賞に選ばれ、SPINDERELLAが“JAZZY JOYCE DJ”賞に、そして唯一の男性受賞者としてHAMILTONが“SOUL BROTHER #1”賞の栄誉を手にした。

この“BLACK GIRLS ROCK!”のイベントは、今から4年前に女性ヒップ・ホップDJのBEVERLY BONDによって設立され、若い黒人女性たちを導くという目的の非営利活動を行うための資金集めの一環として立ち上がった。