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2012/01/25

■V.A.■ アカデミー賞;ベスト・オリジナル・ソングは?

2009年にアカデミー賞が最優秀作品賞のノミネートを10に増やしたときに変更された最優秀オリジナル・ソング賞のノミネート選びの複雑なシステムが、1/24またもやアカデミー・オブ・モーション・ピクチャーズ・アーツ・アンド・サイエンスを悩ませることになった。

この朝ノミネートを受けたのは『ザ・マペッツ』の「マン・オア・マペット」と『リオ』の「リアル・イン・リオ」の2曲だけ。『グノメオ&ジュリエット』のエルトン・ジョン、『ハッピー・フィート2』のピンク、『ウィニー・ザ・プー』のゾーイ・デシャネル、『W.E.』のマドンナはすでにこの賞に不適格とされている。

他のカテゴリーと異なり、歌のノミネーションは歌が使われている映画の部分を見た音楽部門の投票メンバーによって決められる。そのためエンド・クレジットやバックグラウンドで使われた歌がノミネートされないのである。

投票者はひとつひとつの歌を1から10までで評価し、平均で8.25以上の評価を得ないとノミネートはない。今回のように1曲だけでもそのポイントを獲得すれば、次点の作品もノミネートされることになる。

今回選ばれたのはフライト・オブ・ザ・コンコルズのブレット・マッケンジーによるジェイソン・シーゲルが歌った「マン・オア・マペット」と、ソングライティング・トリオのセルジオ・メンデス、カーリノス・ブラウン、シーダ・ギャレットだ。全員が初めてのノミネートで、70歳のセルジオ・メンデスは昨年『リオ』は彼が映画のために特別に音楽を書いた初めての作品だと語っていた。ブラウンはブラジルでは大スターでその音楽はアメリカでもEMIからりリースされている。

その他の音楽カテゴリーでは、これまでも何度もダブル・ノミネートされていた作曲家のジョン・ウィリアムスがまたもやダブル・ノミネート。

これまでに5度受賞しているウィリアムスは『ジ・アドヴェンチャーズ・オブ・ティンティン』と『ウォー・ホース』でノミネートされている。他の候補者は、ルドヴィック・ボース(『ジ・アーティスト』)、ハワード・ショア(『ヒューゴ』、アルベルト・イグレシアス(『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』。

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