再結成したアイルランドのバンド、CRANBERRIESだが、シンガーのDOLORES O’RIORDANによると、ゆっくりと新しいマテリアルに取り組んでいるという。

「新しいアルバムにつながったらいいんだけど。ダメな理由はないと思うの。アイデアはいつもそこにあるんだから、そこからきっと何かが生まれてくるはずよ」

2003年にCRANBERRIESの休業を宣言し、8月に2NDソロ・アルバム『NO BAGGAGE』をリリースしたO’RIORDANは、バンドのギタリスト、NOEL HOGANが「私にたくさんの音楽を送ってきているし、私もずっと作曲を続けている」という。しかし、そこから何が生まれるのか想像しすぎないようにし
ている。「そういうのって、実際にまた私たちが一緒になって演奏を始めてみないとわからないものだからね。クズみたいなレコードを出しても意味がないのよ。ほんとにいいものにしたいんだから、クリエイティブな力があふれて、いいエネルギーがみなぎっていなくちゃね。全員がやる気になっていて興奮しているし、最初に始めた頃にあったような渇望感がいっぱいなのよ」

11/12にCRANBERRIESはバルチモアから7年ぶりのツアーをスタートさせる。グループのオリジナル・メンバーであるO’RIORDAN、HOGAN、彼の兄弟のMIKE、FERGAL LAWLERは変わらないままだ。「バンドの最盛期に、私たちはこの4人でない限り決してCRANBERRIESとしてはプレイしないっていう約束をし
たの」。バンドは12/7までに北米で19回のコンサートを行なう。2010年にはヨーロッパ、ロシア、南米などでさらにツアーを続けたい意向だ。

「7年間じっとしていたんだから興奮するわ。ぶっ倒れるまでツアーしようって言ってるの。私たち全員大好きなことだから、ほんとにやりたくてたまらなかったのよ」