2011/10/04
トム・ジョーンズは金曜日の夜、小さなミント・ナイトクラブにギュー詰めになった200人の人々に、迷ったときは『ハウス』のスター、ヒュー・ロウリーがビンテージのブルースを演奏し、「グレイト・ボールズ・オブ・ファイア」をやるのを見ろと語った。
ジョーンズは1時間の『レット・ゼム・トーク』のレコード発表パフォーマンスの最後にロウリーに加わり、(アルバムでもそうしているように)ミシシッピ・シュリークスの「ベイビー・プリーズ・メイク・ア・チェンジ」やジェリー・リー・ルイスの「エンド・オブ・ザ・ロード」を歌った。
6人組(おそらくトム・ウェイツのバンドのメンバー)をバックにつけたフォックスの『ハウス』のスターは、ジェリー・ロール・モートンの「バディ・ボールデンズ・ブルース」やレッドベリーの「ユー・ドント・ノウ・マイ・マインド」、作者不詳の「バトル・オブ・ジェリコ」や「ケアレス・ラヴ」などをカバーして、20世紀初頭のアメリカ南部の旅へと観客を誘った。良くあることだが、アメリカ人にアメリカの音楽の歴史を説明するにはイギリス人が必要なのだ。
パフォーマンスはロウリーの「グレイト・パフォーマンス」コンサート・スペシャルのPBSデビューと時を同じくしていた。また、彼は金曜日の『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ』にもゲストで登場していた。会場にはワーナー・ミュージックUKの社長はじめ業界関係者の姿もあった。
「(『ハウス』で)彼の演奏を見て、いいと思ったから電話したんだ」と社長は語っていた。
『ハウス』の休止中にイギリスとヨーロッパで5月に発売されたアルバムはセールスも好調で、アメリカでも9月27日のリリースを前に注目が高まっていた。ショーのバックステージではバンドのメンバーのヴィンセント・ヘンリー、ケヴィン・ブライト、パトリック・ウォーレン、マイケル・ブレア、ジーン・マックレイン、アルバム・プロデューサーのジョー・ヘンリー、その他の業界関係者がたむろしていた。ロウリーはアメリカでのプロモーション活動に関して歓びを表明した。
「叫びを上げるジョッキーのいるラジオ局に行かないで済んでほんとに嬉しいよ」というロウリーはレノの番組と同じグレーのスーツを着ていた。
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