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2009/09/25

脱退劇を乗り越え新体制でニュー・アルバムをリリース

WOLFMOTHERは、2006年にリリースしたセルフタイトル・デビュー作が全米で537,000枚もの売り上げを記録し、翌2007年のグラミー賞では“BEST HARD ROCK PERFORMANCE”を受賞する前途洋洋のスタートを切った期待のバンドだった。そんな中、2008年にキーボディスト兼ベーシストのCHRIS ROSSとドラマーのMYLES HESKETTが意見の相違から脱退するという事態に見舞われたが、フロントマンANDREW STOCKDALEは決してバンドをあきらめる気はなかったという。

「THE BEATLESは7年続いたけど、僕らは4年だった。その間に世界中をツアーで回り、300ものライヴを敢行することができた。そんな成功を経験した今、この活動を絶対に続けて行きたいと考えている。僕はそういうタイプの人間なのさ」

そんなSTOCKDALEは、脱退したROSSとHESKETTに代わって、ドラマーにオーストラリアのブリスベーン出身でRESIN DOGSやPANGAEAなどのバンドで活動していたベテラン・ドラマーDAVE ATKINSを、ギタリストにはAIDAN NEMETHを、そしてベースとキーボードにはIAN PERESを加え、さっそく新生WOLFMOTHERを立ち上げた。

そしてブルース・ロックを基調としたニュー・アルバム『COSMIC EGG』を、オーストラリアではMODULAR RECORDINGS/UNIVERSALから10/23に、イギリスではISLANDから10/26に、アメリカではINTERSCOPEから10/27にリリースすることになった。

またバンドの体制が変わると同時に、今回マネージャーにNYに本拠地に置く5B ARTIST MANAGEMENTの創始者CORY BRENNANを起用し、アルバム・プロデュースはイギリス人のALAN MOULDERに委託するなど、すべてにおいて心機一転の意気込みがうかがえる。しかしサウンド面においては、WOLFMOTHERのトレードマークだったロック・サウンドはそのまま息づいており、「IN THE MORINIG」や「CALIFORNIA QUEEN」といった楽曲ではファースト・アルバムに通じるサウンドに仕上がっており、昔からのファンが大いに満足できる仕上がりになっているようだ。

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