2011/05/27
ツアーが最後の週末に入ったところで、BOB SEGERは秋にふたたびツアーを行なうこと――そしてその後永遠に引退すること――を考えている。
「オレたちがプレイしなかった場所があまりにもたくさんある」と3/26にトレドでスタートした27公演のツアーについて彼は語る。今年後半に別のツアーを真剣に考慮中だ。「秋に予定していると認めなくちゃならないな。オレたちは、ペンシルバニア、バージニア、サウス・カロライナ、フロリダ、ケンタッキーでは全然プレイしなかった。もっとあるよ。足を踏み入れもしなかった州があるんだ。うまく行くはずだし、それに関してはみんなすごくポジティブになってる。10月後半から12月のクリスマス前の2ヶ月ぐらいを考えているんだ」
ツアーをやめることについて、今月66歳になったSEGERは冗談で言っているのではないという。「こいつを長い間やって来た。自分が67歳になってもこんなことをしたいと思うかどうかわからないんだよ」
SEGERのツアーはデトロイト郊外のパレス・オブ・アーバーン・ヒルズでの凱旋公演を見事に終わらせた。彼らは合わせて49,100人のファンを前に3回のショーを行なった。最終日の5/21には、十代の子供である息子のCOLEと娘のSAMANTHAがそれぞれサックスと歌でバンドに参加し、OTIS CLAYの「TRYIN’ TO LIVE MY LIFE WITHOUT YOU」を演奏してSEGERを驚かせた。
SEGERとバンドはあと2回ショーをやり、5/28のミシガン州グラン・ラピッズ公演でツアーを終了する。翌週解散を前にウォルマートのためにプライベート公演を行なう予定もある。SEGERは1ヶ月ぐらい休みを取ったあと、2006年の『FACE THE PROMISE』に続くニュー・アルバムの仕事に戻る。新作は「違ったフィーリング、違ったスピード、違ったアプローチを取るつもり」だとのことで、最新シングルであるTOM WAITSの「DOWNTOWN TRAIN」のカバーや、KID ROCKとSHERY CROWをフィーチャーした「HANNAH」、LED ZEPPELINっぽい「THE SEA INSIDE」、STEVIE RAY BAUGHANへのオマージュである「HEY GYPSY」などが収録される。発売日はまだ決まっていない。
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