2011/04/04
年末にリリースを予定しているニュー・アルバム『ROOTS』で、ベテラン・ギタリストでシンガー、そしてバンド・リーダーとして活躍するJOHNNY WINTERがブルースを演奏していることは決して驚くことではない。しかし意外なのは、そのブルース楽曲たちが他のアーティストの作品であるという事実だ。
この約7年ぶりとなるスタジオ・アルバムで、WINTERSはROBERT JOHNSONの「DUST MY BROOM」、SON HOUSEの「DEATH LETTER」、ELMORE JAMESの「DONE SOMEBODY WRONG」、BOBBY BLUE BLANDの「FURTHER ON UP THE ROAD」、CHUCK BERRYの「MAYBELLENE」、JIMMY REEDの「BRIGHT LIGHTS, BIG CITY」、MUDDY WATERSの「GOT MY MOJO WORKING」、そしてWALTER DAVISの「COME BACK BABY」といった様々なブルース楽曲のカバーを披露し、さらに弟のEDGARをフィーチャーしたCLARENCE “GATEMOUTH” BROWNの「OKIE DOKE STOMP」と「HONKY TONK」という2曲のインスト・ナンバーも聴かせてくれるそうだ。
また、アルバムでは多数のゲストが脇を固めており、ZZ TOPのBILLY GIBBONS、GREGG ALLMAN、WARREN HAYNES、DEREK TRUCKSと彼の妻、SUSAN TEDESCHI、そして人気トーク・ショー『CONAN』のハウス・バンドを率いるJIMMY VIVINOなどの参加が伝わっているほか、今後も更なる大物ゲストの名前がアナウンスされる見通しだ。
「今回のアルバムで演奏しているのは、どれも僕自身が幼い頃から影響を受けてきた古い楽曲ばかりだ。すごく好きで数えきれないほど演奏してきたし、いつかはちゃんとした形でカバーしたいと願い続けてきた。そもそも作品化することはマネージャーのアイデアだったんだが、すごく気に入ったよ」と、Billboard.comにWINTERSはコメントしている。
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