2011/03/16
成功した俳優が自分のクリエイティブな能力を音楽にも広げようとすると、そのレコーディング作品は懐疑的な目で見られがちだ。しかし、STEVE MARTINの2009年のアルバム『THE CROW; NEW SONGS FOR THE FIVE STRING BANJO』はこのベテラン俳優にグラミー賞のみならず、ブルーグラス界の尊敬ももたらした。3/15、彼は2作目のブルーグラス・アルバム『RARE BIRD ALERT』を発表する。
「アウトサイダーとして入ってきたから、どんなふうに受け入れられるかわからなかったけど、とても暖かい歓迎ぶりだったよ」と、『THE CROW』が2010年のグラミー賞ベスト・ブルーグラス・アルバムに輝いたMARTINは言う。「ブルーグラス音楽協会も、グラミー賞も僕たちに大変よくしてくれた。これ以上ハッピーにはなれないくらいだったよ。僕たちは多くのブルーグラスの人たち、そして多くのブルーグラスじゃない人たちにも到達することができたんだ」
MARTINは何年もバンジョーを弾いてきたが、ブルーグラスへの進出が始まったのは、TONY TRISCHKAが2007年のアルバム『DOUBLE BANJO:BLUEGRASS SPECTACULAR』でプレイするように彼を誘ったのがきっかけだ。そこにMARTINは「THE CROW」を提供し、それがJOHN MCEUENプロデュースのデビュー・アルバムのレコーディングにつながったのだ。
『RARE BIRD ALERT』はMARTINが書いた13曲の新曲をフィーチャーしている。MARTINとツアーをしたTHE STEEP CANYON RANGERSがアルバムでも演奏し、3曲を共作している。
「妻と家族はノースカロライナで休日を過ごすのが好きなんだ」とMARTINはRANGERSを発見したときのことを振り返る。彼らをディナーに誘ってジャム・セッションをするうちにファンになり、ツアーに誘ったのだそうだ。「彼らにはユーモアがあるし演奏もうまい。奇跡のような出会いだよ」
TRISCHKAのプロデュースによるアルバムには、DIXIE CHICKS(「YOU」)やPAUL MCCARTNEY(「BEST LOVE」)のようにボーカルと楽器演奏をミックスした曲も含まれている。
MCCARTNEYには過去に3,4度会っていたそうで「彼はすごく熱心なんだ。『もうOKだよ』と言っても『いや、もう2,3回やらせてよ』って、すごくいい人なんだ」
アルバムにはライブ録音も数曲含まれる。「ライブを入れたかったのは、聞く人に僕たちがすごく楽しいライブ・ショーをやってるってことを知ってもらいたかったからなんだ」
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
櫻坂46、メンバーそれぞれの声紋が羽となる『I want tomorrow to come』ジャケ写公開
2
【深ヨミ】日向坂46『絶対的第六感』の初週販売動向を過去作と比較調査
3
<インタビュー>みのミュージック×GEN(04 Limited Sazabys)×ピエール中野(凛として時雨)夏フェスについて語るコラボ対談 presented by ジャックダニエル
4
SHISHAMOが『SONGS』に登場、闘病中「明日も」を聴いて奇跡起こした女性の言葉にメンバー涙
5
聖飢魔II創始者・ダミアン浜田陛下率いるD.H.C.「この日がとても待ち遠しかった!」人間椅子と初の対バン大成功! WENDYとASTERISMのフロントアクトも
インタビュー・タイムマシン
注目の画像