2009/09/08
フランス人女優でシンガーのCHARLOTTE GAINSBOUGHが、来年の1月にリリースを予定しているサード・アルバム『IRM』の制作指揮をシンガー兼ソングライターのBECKに依頼したことが明らかになった。当初からプロデューサーとしてBECKに白羽の矢が当たっていたが、結果的には曲作りやミックスに至るあらゆるレコーディング・プロセスを彼に委託することになったようだ。
今回の流れに関して、BECKは「CHARLOTTEと共に何曲かは書き進めていたんだけど、一緒に仕事をしているうちに彼女が何を目指しているのかより深く理解できるようになった。だから一緒にスタジオに入って、あらゆる可能性を見極めることにしたんだよ」とコメントし、全体的な制作に携わることになった経緯を語っている。
『IRM』はGAINSBOURGにとって3作目となるアルバムで、AIR、JARVIS COCKER、そしてTHE DEVINE COMEDYのNEIL HANNONをゲストに迎えた2006年の前作『5:55』は全米で22,000枚のセールスをあげている。また彼女は、10/23に全米で公開されるホラー映画『ANTICHRIST』でWILLIAM DAFOEの相手役として主演しており、最近ではカンヌ映画際で最優秀女優賞を授賞するなど、このところ話題が尽きない。
一方のBECKに関しては、今年の初めにリリースされたチャリティー・コンピレーション・アルバム『WAR CHILD PRESENTS HEROES』にBOB DYLANのカバー曲「LEOPARD-SKIN PILL BOX HAT」で参加しているが、BECKの名前が大々的に出るプロジェクトとしては2008年のアルバム『MODERN GUILT』以来の公式作品となる。
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