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2010/11/19

■PAUL OAKENFOLD■新作のために「最先端のリズム」を制作中

PAUL OAKENFOLDが年末をめどに2006年の『A LIVELY MIND』以来となるアーティスト・アルバムを完成させようとしている。

イギリス人DJでプロデューサーの彼は、アルバムの「およそ9割ほど」がレコーディング済みだとしているが、まだ「いくつかの曲の仕上げをしているところ」だという。アルバムは「9割がアップテンポ。自分が最先端のリズム、未来的サウンドだと思うものをやった。『アーバン・ハウス』と呼びたいね。僕がいろんな物事の向かっている方向だと思うものに根ざしている。新しいサウンドを作るときは進歩を目指すものだろ。トレンドははかないものだけど、20年もDJをやっているとクラブで何が起きようとしているかはわかるんだよ」

それでもアルバムには「ちゃんとメロディやエモーションがあるんだ。メロディックな感覚は僕が何年もの間やって来たものだ」と述べている。「SLEEP」という曲は「一晩中起きていてもまだ物足りないときのこと」で、「I WOULD DIE WITHOUT YOUR LOVE」と「RAISE YOUR HAND」はクラブで楽しい時を過ごしている人たちについて歌っているという。

タイトル未定のこのアルバムでコラボレートしているのは、CEE LO GREEN、ONEREPUBLICのRYAN
TEDDER(前作にも3曲で参加)、MIGUELだ。OAKENFOLDはRED HOT CHILI PEPPERSとも彼らの2000年のヒット曲「OTHERSIDE」から派生したクラブ・トラックで共演している。

彼は11/27にトロントで終了する『FACELIFT』ツアーで新曲を試演してきた。「ライブでやってみて反応を見ているんだ。何がうまく行って何がうまく行かないかわかるからいいよね。うまく行かなかったら、ツアー・バスに戻ってラップトップを取り出し、その場で直せばいい。そして次の夜またプレイしてもう一度リアクションを見てみるのさ」

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