2009/08/31
午後の太陽の下、PUBLIC ENEMYが「FIGHT THE POWER」でウェスト・ステージを盛り上げる頃までに、8/30のヴァージン・モービル・フリーフェストは残り5時間に向かって勢いをつけていた。
しかし、ピークが訪れたのは午後8時近くにWEEZERがメインステージに現れてBLACK SABBATHの「WAR PIGS」のカバーを披露してからだった。朝からフェスの3つのステージを渡り歩いていた19,000人の観客は立ち上がってWEEZERの14曲のセットに声援を送っていたが、ヘッドライナーのBLINK-182がエネルギッシュな1時間半のステージを繰り広げたあとはすっかり疲れ切って動けなくなってしまったかのようだった。
この一日かりぎの無料フェス、前半にはST.VINCENT、MATES OF STATE、TAKING BACK SUNDAY、HOLD STEADYらが登場。最新アルバム『SHAKA ROCK』が先週BILLBOARD 200の5位に初登場したJETは新曲を披露したものの、いちばん受けたのは2003年の「ARE YOU GONNA BE MY GIRL」だった。
明るい月の下でもっとも大きな観客と声援を集めたWEEZERは、他に「HASH PIPE」、「UNDONE」、「SAY IT AIN’T SO」、「BUDDY HOLLY」などのヒット曲を続々と披露。最後はTHE CLASHの「SHOULD I STAY OR SHOULD I GO」カバーを演奏してステージを下りた。
続いてTOM DELONGEは「DUMPWEED」と「FEELING
THIS」でBLINK-182のステージをスタート。冗談を交えながらのパフォーマンスだが、彼らの歌には一緒に歌えるパートがあふれんばかりだし、ドラマーのTRAVIS BARKERの見せ場もたっぷり。「WHAT’S MY AGE AGAIN?」では観客がバンドを圧倒するほどの大合唱がわき起こった。
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像