2010/09/14
RUFUS WAINWRIGHTと言えば、オペラ風の作品からJUDY GARLANDへのトリビュートなどを得意とするシンガー・ソングライターだが、その彼が来たる12/6にNYのカーネギー・ホールで、最新アルバムとそのJUDY GARLANDへのトリビュートを組み合わせたステージを披露することが分かった。
これは9/14付けでアナウンスされたもので、カーネギー・ホールでのパフォーマンスは現在行っている最新アルバム『ALL DAYS ARE NIGHTS: SONGS FOR LULU』のツアーの一環として行い、ショーの前半ではアルバムすべてを一切中断なしにフル・パフォーマンス。そして後半では、JUDY GARLANDが1961年に同ホールで行ったライヴを再現する。ちなみにWAINWRIGHTは、このGARLANDのライヴの再現を2006年6月に初めてカーネギー・ホールで行っており、アルバム『RUFUS DOES JUDY AT CARNEGIE HALL』もレコーディング。同作品はグラミー賞にもノミネートされた。また今回のライヴは、グラミー賞にノミネートされて以来の初ステージとなる。
そして今回のステージでは、以前のツアーの時とは異なりオーケストラは起用せず、観客が求めている“より親密な雰囲気のライヴ”を実現させるという。さらにGARLANDのショーで指揮を務めたSTEPHEN OREMUSが、今回はピアノを演奏することになっているそうだ。
一方、WAINWRIGHTのオリジナル・オペラ『PRIMA DONNA』のプレミア公演は相変わらず世界中で幅広い支持を集めており、11月にはSAN FRANCISCO SYMPHONYと共にSHAKESPEAREのソネットのステージを行うほか、来年には“ビッグなポップ・レコード”の制作を計画するなど、WAINWRIGHTの多忙は続きそうだ。
12/6のカーネギー・ホールでのライヴ・チケットは、今週末9/17(金)から発売がスタートする。
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