2010/07/13
ライヴ・ネーション・エンターテインメントは、最近BONOの背中の緊急手術のために延期されたU2の『360°』ツアーの全16公演は、2011年春/夏に変更されると7月13日に発表した。すべてのチケットは新しい日取りに振り替えられる。
影響を受けなかった2010年のヨーロッパ・ツアーは予定通り8/6にイタリアのトリノからスタートする。
U2のマネージャー、PAUL MCGUINESSはファンの支援に感謝して「私たちは公演日が再決定し、同じ会場で予定通りに公演できることに喜んでいます。これは簡単にできることではありません。多くの会場のマネージャーたち、関係者たちの尽力に感謝します。そして何より私たちと一緒に我慢してくれたU2ファンのみなさんに感謝したいです。バンドはみなさんのいるところに戻っていくのを楽しみにしています」と声明の中で語った。
U2の『360°』ツアーはライヴ・ネーション・グローバル・ツーリングのプロデュースで、2010年はブラックベリーがスポンサーについている。延期される前の段階で、すでに北米16公演で100万枚のチケットが売れていた。興行収入としては1億ドルを超えている。昨年、このツアーは300万枚のチケットを売って3億1100万ドルを稼いでいる。予定通り行けば、6億ドルを稼いで、ROLLING STONESの2005〜2007年の『BIGGER BANG』ツアーの5億5800万ドルという歴代1位の記録を超えて今年中にトップに立つはずだったが、記録達成は来年までお預けになりそうだ。
これはバンドにとって未知の領域だ。U2の2005〜2007年の『VERTIGO』ツアーはギタリストのEDGEの家族の病気のため、アジア太平洋ツアーを延期しなくてはならなかった。このツアーは3億8900万ドルの収益を上げ、歴代3位のツアーとなっている。
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