2010/07/08
2002年にグループはいったん解散したものの、CHRIS ROBINSONは今年20周年を迎えたTHE BLACK CROWESの「無期限休業」は「ポジティブな休止期間」だと言っている。
「実際のところ、ずっとツアーをし、3枚のレコードやDVDを出して5年間みっちり仕事をしてきたから、もっと余裕を持って息をつぎながらやっていこうとしたんだよ。バンドの20年において、これはもっとも充実した、進歩的な時間だった。今は全員がいい状況にあると思うからね。休業には、精神的・肉体的に健康上の理由が大きかったし、他の人たちとプロジェクトを進めたり、子供を育てたりするための自由が必要だったんだ」とROBINSONは言う。
彼はまた、休業に時間の制約を加えてはいないとも言っている。
「18ヶ月かもしれないし2年かもしれないし、5年かも――オレにはわからない。オレたちがふさわしいと感じたときにまた一緒になるだろう。終わりもなければ始まりもないんだ。しばらく何か他のことをしようぜ、そしてその気になったら元に戻ろう、って感じさ」
8/3にTHE BLACK CROWESは2枚組CD『CROWEOLOGY』を発表する。これは「JEALOUS AGAIN」、「REMEDY」、「SHE TALKS TO ANGELS」、「WISER TIME」,「MY MORNING SONG」など人気20曲を12〜1月にロサンジェルスで再レコーディングしたアコースティック・アレンジのアルバムだ。このセッションは2008年にニューヨークのタウン・ホールで行なったアコースティック・パフォーマンスにインスパイアされたもので、アルバムは大ヒットしたデビュー作『SHAKE YOUR MONEY MAKER』以来「20年間で最高の音楽的功績」に思えるという。「自分たちがやってきたことを祝福したいんだ。それでも今のオレたちらしく感じられなくちゃダメだしね。やり直しやリハーサルは一切ナシだよ」
8/13にミルウォーキーで『SAY GOODNIGHT TO THE BAD GUYS』ツアーがスタートする。18週間のツアーで、3時間のショーのうち半分はアコースティックになるという。
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像