2010/07/06
PRINCEはニュー・アルバム『20TEN』の契約の一部として10年ぶりにイギリスの新聞インタビューに答えた。
デイリー・ミラー紙は7/10に新聞のおまけとして無料CDをつけることになっており、ヨーロッパでは他にもローリング・ストーンのドイツ版とベル
ギーの新聞が契約を結んでいる。
インタビューの中で、PRINCEはインターネット嫌いのスタンスを表明している。当然のことながら彼のコメントはインターネットを通じてすでに大きく広まっているのだが。
「インターネットは完全に終わってるね」とPRINCEはミラー紙に語った。「どうして自分の新しい音楽をIチューンズやなんかにあげなきゃいけないのかわからないよ。彼らは僕にそれに対して前金も払わないだろうし、手に入らないとなると怒り出すんだからね」
さらに「インターネットもMTVと同じさ。かつてMTVは流行の最先端だったけど、突然時代遅れになっちゃっただろ」
PRINCEはデジタル機器のファンでもないようだ。「こういうコンピューターとかデジタル機器ってのはみんな良くないよ。ああいうのは人の頭を数でいっぱいにしちゃうんだから、いいはずがない」
PRINCEは『20TEN』を新聞や雑誌の付録CDとしてディストリビュートするが、ダウンロード・リリースは考えていないという。また、彼は自分のオフィシャル・サイトをシャットダウンしており、新曲をダウンロード・ストアや購読サービスにライセンスする予定もないという。
このアルバムのアメリカでのディストリビューション契約はいまだに決まっていない。
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