2009/08/25
昨年リリースしたアルバム『ALL SIDES』のプロモーション活動がほぼ終了しつつある今、オハイオ出身の5人組ロック・バンドO.A.R.は次のアルバム制作へと動き出したようだ。これはサックス奏者のJERRY DiPIZZOが語ったもので、新作ではバンドにとって初めてのTOP 40ヒットとなった「SHATTERED (TURN THE CAR AROUND)」に通じるメインストリーム寄りのサウンドに加え、より幅広いサウンドを実現する方向だという。
「今度のアルバムでは、ファンのための作品を作りたいと思っているし、より商業的な成功を目指した楽曲も収録したいと考えている。今の僕らの勢いや楽曲スタイルを損うことなく、それでいて中心から少し逸れたヒネリのある作品を実現したい。もちろん「SHATTERED」のようなド真ん中を行く楽曲を作ることで、ラジオでの支持を獲得したいとも考えているよ」とDiPIZZO。
年内はツアー続きの彼らだが、すでにこの7作目となる次のアルバムのための曲作りも進めているそうで、DiPIZZOは「曲作りはとても自然でオーガニックなやり方で進んでいる。来年の初頭には少しオフを取るつもりで、その後は本格的にアルバム制作に着手することになると思うよ。少なくとも、今から10分前にはそう考えていたんだけどね」とコメントしている。
前作『ALL SIDES』では、プロデューサーのMATT WALLACEと息の合った仕事をエンジョイし、「SHATTERED」、「THIS TOWN」、「ONE DAY」といった楽曲のポスト・プロダクションではROB CAVALLOともタッグを組んだ彼らは、そこから大きな経験を得たという。そして次のアルバムでは、前回のフォーミュラに更なるバリエーションを持たせることを目指すそうで、WALLACEとCAVALLOの両氏には再びミックス段階で参加してもらいたいと考えているそうだ。
さらにこの新作の本格的な制作に入る前に、秋にはライヴ・アルバムの発売が予定されている。タイトルおよび正式な発売日はまだ決定していないが、内容は6月にシカゴのNORTHERLY ISLANDで行ったショーをフィーチャーしたもので、4枚組セットのパッケージになるとのことだ。
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