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小松亮太 スペシャルインタビュー with Message from 大貫妙子
名実ともに日本のタンゴ・シーンをリードするバンドネオン奏者、小松亮太。1998年の衝撃的なCDデビューから、CDリリース、ライブ活動を精力的に続け、ジャンル問わず数々のアーティストと共演を果たしている。TBS系列「THE 世界遺産」の番組オープニングテーマ曲も手掛けていることでも有名だ。そして今回、2013年にデビュー15周年を迎えた彼にスペシャル・インタビューを敢行。バンドネオンの魅力や2月にビルボードライブで共演する大貫妙子について語ってもらった。
さらに、そのビルボードライブ公演に向けて大貫妙子から届いたメッセージも公開。
「あ!やっぱり呼ばれたか!」
??昨年デビュー15周年を迎えられましたが、振り返ってのご感想を教えて下さい。
小松亮太: 1日が24時間よりもっと長ければいいのに…と思いました。タンゴという、知られていないジャンルも知らしめようとすることがこんなに時間がかかることとは思わなかったですね。
??長い付き合いとなるバンドネオンの楽器としての魅力とは?
小松亮太: すごくアンティークでアコースティックなようでいて、実はとてもメカニカルなサウンドであること。いわゆる「珍しい楽器」にありがちなローカリティはなくて、例えるなら「ステンレス製の伝統楽器」というイメージの音色かな。
??様々なアーティストと共演されておりますが、今回ビルボードライブ公演で共演する大貫さんのアーティストとしての魅力とは?
小松亮太: 僕は大貫さんの作曲のセンスが小学生の頃から大好きでした。実は大貫さんは昔からバンドネオンが好きで、時々バンドネオン奏者と共演なさっていたこともあって、特にNHKの番組で良く見ていました。だから十数年前に大貫さんのレコーディングに呼ばれたときは全然意外じゃなかったです。「あ!やっぱり呼ばれたか!」みたいな(笑)。
今回は僕の作曲に大貫さんが作詞して下さった「ホテル」という曲もやります。
??今後、どのような活動を予定されていますか?
小松亮太: 日本人、韓国人、台湾人の混成メンバーのタンゴユニットを作る予定です。僕らもそうでしたが、韓国や台湾でタンゴに取り組む人たちには大変なハンディキャップがある。でも本場アルゼンチンの人には絶対にない「伸びしろ」があるんです。そこに期待しているんです。
??ファンの方々へメッセージを。
小松亮太: 必ずいい演奏をします。是非ともご来場ください!
公演情報
小松亮太 with Special Guest 大貫妙子
日時:2014年2月23日(日)
会場:ビルボードライブ東京
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関連リンク
ピアソラ:ブエノスアイレスのマリア Live Recording in Tokyo
2013/08/28 RELEASE
SICC-1644/5 ¥ 3,740(税込)
Disc01
- 01.拍手/小松亮太あいさつ
- 02.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第1場 アレバ―レ
- 03.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第2場 マリアのテーマ
- 04.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第3場 狂ったストリートオルガンへのバラード
- 05.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第4場 カリエーゴのミロンガ
- 06.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第5場 フーガと神秘 (インストゥルメンタル)
- 07.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第6場 ワルツになった詩
- 08.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第7場 罪深きトッカータ
- 09.ブエノスアイレスのマリア 第1部 第8場 古代の盗賊たちのミゼレーレ
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