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<インタビュー>Jams Collection(保科凜、村望しおん、北乃咲久)武道館や新体制に至るまでの波乱万丈ストーリー~新作『Jam Emotion』について語る



<インタビュー>Jams Collection(保科凜、村望しおん、北乃咲久)武道館や新体制に至るまでの波乱万丈ストーリー~新作『Jam Emotion』について語る

 「デビューから3年で日本武道館でワンマンライブをする」と目標を掲げ、その夢を叶えてみせたアイドルグループ・Jams Collection(ジャムズコレクション)。3rdミニアルバム『Jam Emotion』を完成させたこのタイミングで、Billboard JAPAN初となるインタビューを敢行した。ジャムズがどのようなストーリーを経て武道館に立ったのか。その直後のメンバー脱退劇から新メンバー加入について。さらには新体制初のミニアルバムに込められた想いや今後の目標についても、グループを代表して1期メンバー・保科凜、2期メンバー・村望しおん、新メンバー・北乃咲久の3人に語ってもらった。

 ジャムズ結成から今日までの歴史をまるっと知れるテキストにもなっているので、まだ彼女たちのことをよく知らない人たちにもぜひご覧いただきたい。

<インタビュー>Jams Collection(保科凜、村望しおん、北乃咲久)武道館や新体制に至るまでの波乱万丈ストーリー~新作『Jam Emotion』について語る</p>

▲左から:保科凜、北乃咲久、村望しおん

Interviewer:平賀哲雄|Photo:白井絢香

ジャムズのことがどんどん大好きになっていきました。

--Billboard JAPAN初登場ということで、まずはJams Collection(以下ジャムズ)のこれまでのストーリーについて伺っていきたいのですが、そもそもどういった経緯で結成されたグループなのか。1期メンバーの保科さんから聞かせてもらえますか?

保科凜:メンバーの津代美月が、以前は別のアイドルグループで活動していたんですけど、もう1度アイドルをやりたいと当時のプロデューサーに伝えて始動したグループなんです。それで、同じ事務所の先輩であるFES☆TIVEさん、MyDearDarlin'さんと合同で【津代美月 新グループオーディション】を実施して、そこで加入したのが1期メンバーになるんですけど、私はそのタイミングでジャムズのメンバーになりました。私はアイドル活動未経験者だったので「私にやれるのかな?」と不安に思いながら加入しましたが、ここまでやってこれました。

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▲保科凜

--ここまで続けられた要因って何だったんですか?

保科凜:グループとしてすごく恵まれている環境だったんです。それをひしひしと感じていて。それこそ私はこの業界のことをほぼ何も知らなくて未経験で入ったので、最初は何が有難いかすら分からなかったんですけど、そんな中でちゃんと叱ってくれるプロデューサーさんがいたりとか。あと、私は何事もあんまり長続きしないタイプだったんですけど、自分がずっとやりたかったアイドルすら続けられなかったら、私は今後一生ダメな人生を送るんだと思っていたし、とある親友にアイドルになることを報告したときに「絶対にすぐ辞めるよ」と言われたことがすごく悔しくて。それで「絶対に辞めないから! どんなにツラいことがあっても辞めない!」と自分自身と約束していたんです。だから、その決意のもと今日まで続けています。

--何がきっかけでアイドルを好きになって、この世界に憧れるようになったんでしょう?

保科凜:その私に叱責してくれた友達がスターダストさんのアイドルが好きで、その子きっかけでエビ中(私立恵比寿中学)さんを知って、アイドルの魅力を知ったんです。そのあと自分で乃木坂46さんにハマって。だから自分もアイドルになりたいと思ったんですけど、私はライブアイドル業界のことがまったく分からず、ちょっと怖いイメージだったんです。でも、ジャムズってMVの量がすごくって、楽曲もすごく素敵なものが多いし、衣装も可愛いし、私はジャムズでよかったなと思えるぐらいすごく充実した日々を過ごさせてもらっていて。そこで活動していく中でジャムズのことがどんどん大好きになっていきました。

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▲左から:保科凜、村望しおん

--そして、2022年に2期メンバーが加入するわけですが、村望さんはどういった経緯でアイドルを好きになり、このグループに入ることになったんでしょう?

村望しおん:お母さんが安室奈美恵さんのファンで、安室奈美恵さんのライブに私も連れて行ってもらっていて、そこでステージに立つ女性の強さとか表現力にすごく惹かれて。そのあとにAKB48さんが流行っていたので、AKB48さんのアイドルとしての可愛い感じにも憧れるようになって。中学生のときにアイドルを少しやっていたんですけど、家族が過保護だったこともあって「もうアイドルはやっちゃダメ」みたいな感じになっちゃったんです。それでアイドルはいったん辞めたんですけど、でもずっと自分の心の奥に「アイドルやりたいな」という想いがあって。そんなときにつしさん(津代美月)のことを知っていたので、新しいアイドルグループがつくられて、109とコラボしたり、テレビに出ている姿を見て「このグループ、すごく格好良い」と思っていたんです。

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▲村望しおん

--ジャムズのことは知っていたんですね。

村望しおん:それで、YouTubeでいろいろ調べていたときに「愛你」という曲を見つけて「なんだ、この中国語の曲は?」と思いながらタップしたら、すごく好きな曲で! 当時、バイトをめっちゃ詰め込んでいたから「バイト疲れた、もう無理!」と思いながらお風呂でその曲とかの映像を観て、「私がもしこのグループのメンバーだったら?」みたいなアイドルごっこをしたり、それきっかけでジャムズのいろんな曲を好きになって。「1回でいいから、ステージの上で「愛你」を踊ってみたいな」と思っていたんです。そんな中で友達に誘われてHKT48さんのライブを観たんですけど、涙が止まらなくって。それで「もう1回ステージに立ちたい!」と思ったときにちょうどジャムズのオーディションがあったから「これは絶対に受けるしかない!」と。

--それでメンバーになったと。実際にジャムズに加入してみてどんなことを感じました?

村望しおん:部活の1年生みたいな気持ちでした(笑)。中学、高校と女子部活で「女の世界は、タテ社会じゃなきゃいけない」と思っていたので、ジャムズに入って「タメ語でいいよ、呼び捨てでいいよ」と言われていたんですけど、自分を堅くしてしまって。なので、最初はメンバーと今みたいに仲良く話せなかったですし、自分をどのぐらい出していいのか分からなくて。あと、当時、はるちゃん(坂東遥)というリーダーとはすごく仲良くなれたんですけど、卒業でいなくなっちゃったりとかして。加入して1年は気持ち的にもすごく忙しい日々でした。

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「私はまだ何も成し遂げていないのに」と思っていた

--2期メンバーが入った時期のジャムズはどういう状態だったんでしょう?

保科凜:最初は9人で活動していたんですけど、突然5人体制になってしまって、その中でも1人卒業が決まっていて、私たちも初めての経験だったからどうしていいか分からなくなっていたんですよね。そんな中でジャムズに新しい風というか、勢いをつけるメンバーを求めて2期オーディションを開催して、そこで村望しおんと水瀬さららが加入してくれたんです。ただ、私もまだ2年目で、それこそ経験者の子たちについていくだけで精一杯だったんですよ。だから「今だったら2人をもっと可愛がってあげられたのにな」と思うんですけど、そこに後悔がずっとあって。しおんとさららはアイドル経験者だったこともあって、逆に私が頼りきっちゃっていたんですよね。2人も大変なことが多かったはずなのに。それでも、ここまで一緒にいてくれて「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。

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▲保科凜

--そして、新メンバーの北乃さんが花坂環さんと共に今年加入したわけですが、そもそもどういった経緯でアイドルに興味を持ってジャムズのメンバーになろうと思ったのか。聞かせてもらえますか?

北乃咲久:私は元々アイドルにあんまり興味がなくて、どちらかと言うと韓国のアーティストさんたちが好きだったりして、日本のアイドル文化に触れたことがなかったんですよ。だけど、ジャムズを初めて画面越しに観たときに今まで感じたことのないドキドキじゃないですけど、「何これ!?」みたいな。私の中でジャムズは他のアイドルさんと違うように見えて、ジャムズだけすごく好きになったんですよ。全員すっごく可愛いし、楽曲もすごく好きになって。それから1年も経っていないぐらいの時期にオーディションがあって、それまで「アイドルになろう」なんて思ったことはなかったんですけど、急に「やってみたい!」となってしまって、人生で初めてオーディションを受けたんですよ。だから、書類の送り方も手探りで、成人式で取った自撮りのヘンな写真とか送っちゃって(笑)。でも、それがまさか通って、最終の合宿まで入って、合格をいただけて、今、ジャムズのメンバーとして活動させてもらっています。

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▲北乃咲久

--すごいですね。人生最初のオーディションでアイドルとしてデビューしたんですね。

北乃咲久:オーディションって流れが速いじゃないですか。だから、自分がアイドルになるという実感がないままデビューしちゃって「私は今、誰なんだ?」と思いながら(笑)、しばらくは「一般人だけど、アイドルやっている」みたいな状態でした。

村望しおん:分かる!

北乃咲久:分かります? ずっとそんな状態だったんですよ。それまでずっと画面越しに観ていたグループだったから「え、私、ジャムズに入ったのか? 私がジャムズの曲を踊ってる?」みたいな(笑)。

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▲左から:村望しおん、北乃咲久

--夢の日本武道館にJams Collectionが立って、その直後にメンバーが3人抜けて、大きなターニングポイントを迎えたタイミングで今回の新メンバー加入があったわけですよね。そこの流れも掘り下げたいのですが、まず武道館は自分たちにとってどんなステージになりました?

保科凜:「グループ名がJams Collectionに決まりました」ぐらいの時期から「目標は、3年で武道館に立つことです」と内々的に目標を立てていたんですよ。でも、私は武道館の広さも知らなかったから「へぇー、すごーい!」みたいな感じだったんです(笑)。そこへ行く大変さとかも分からず「みんなで武道館行こうねぇー!」って。でも、実際に立った武道館は本当に大きくて。ステージに出る直前まで後ろにいて客席が見えない状態だったんですけど、階段をのぼってステージから客席を見上げた瞬間に……それまでずっとジャムズが武道館を埋められるのか不安だったんですけど、3階のスタンド席までペンライトが光っていて、すごく感動して泣きそうになりました。それまでの3年間というか、ほぼ4年を思い出しながらライブしていましたね。1秒1秒を噛み締めていました。

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▲左から:保科凜、村望しおん、北乃咲久

--村望さんはいかがでした?

村望しおん:私が入る前からこのグループは武道館まで行くだろうなと思っていたんですけど、つしさんがインタビューで「私たちは武道館を目指す」と語っていたときに「私はそこに入ってしまって大丈夫なのか?」とドッと不安になってしまって。2期メンバーはTDC(TOKYO DOME CITY HALL)でデビューだったんですけど、そこで「次は幕張です!」と言われたときも「私はまだ何も成し遂げていないのに」と思っていたんですよ。それなのに武道館にも立つことになったから、当時はずっと自分を責めていて。インタビューとか受けても「私は立っちゃいけない」ってずっと泣いてて……。

--それでも実際に武道館に立つわけじゃないですか。どんな感覚だったんですか?

村望しおん:なんか不思議な感じでした。ほわほわほわほわしていて、ずっと地に足がついていない感じ。でも、ちょっと面白かったのが、私の家族やその友達も武道館に観に来てくれていたんですけど、客席の一角がオレンジ(村望しおんのメンバーカラー)まみれだったんですよ。それがあからさまに私の家族とその友達たちで(笑)。みんな、服もオレンジ色で。ちょっと想像していた光景と違ったんですけど、「ま、いいか」と思って。それもあって、楽しかったと言えば楽しかったです(笑)。

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▲左から:保科凜、村望しおん、北乃咲久

--ジャムズが武道館に立ったとき、まだ北乃さんはメンバーじゃなかったわけですけど、ひとりのファンとしてジャムズが武道館を目指すことに対して、どんな風に捉えていたんですか?

北乃咲久:それこそ私も武道館のことはよく知らなくて「すごいんだろうな」ぐらいの感覚だったんですけど、でもジャムズは武道館に行ってもいいグループだと思っていたから「武道館に立って当然だろう」と思っていました(笑)。

--そして、今こうして新メンバーも加入し、新体制で活動しているわけですけど、オーディションの時点で北乃さんは目立つ存在ではあったんですか?

保科凜:めちゃくちゃ目立ってましたね。可愛いし、歌もダンスもできるし、スタッフさんとかも一目置いていて、すごく注目されている存在でした。

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いちばん良い空気で活動できているなと思っていて

--加入から数ヶ月経ちましたけど、実際にジャムズのメンバーとして活動してきてどんなことを感じていますか?

北乃咲久:大阪の野音に立たせていただいたんですけど、以前のジャムズの大阪野音の映像もセトリをぜんぶ覚えちゃうぐらい観ていたので、まさか自分がジャムズのメンバーとしてそのステージに立つ日が来るなんて思ってもいなかったから、後日、自分が立った大阪野音の映像をお姉ちゃんと観て「エモいね」って言い合っていました(笑)。なので、今はジャムズで活動できていて本当にしあわせです。

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▲北乃咲久

保科凜:今のジャムズは、これまで4年間ぐらい活動してきた中でいちばん良い空気で活動できているなと思っていて。新メンバーが入る前の5人の時期も各々「グループを支えよう」って団結して頑張っていたんですけど、まったくの未経験の2人が入ってきてくれたからこそ、その5人がそれぞれお姉さんになったというか、より成長して「みんなで2人を支えよう」という空気になったんですよね。だから、今は7人で和気藹々と活動できているし、その良い雰囲気が「パフォーマンスにも出てるよ」とか「今が観ていていちばんいいね」ってファンの方たちに言っていただくこともすごく増えて。なので、今、すごくやり甲斐を感じています。

村望しおん:5人のときも笑っていた瞬間はあったんですけど、2人が入ってきたことによって、例えば環ちゃんが面白いことを言ってみんなで笑ったり、咲久はすごく包容力があるので、私がなかなかリハーサルで歌えなくて「やだやだ!」ってなっていたときに「大丈夫ですよ~」って慰めてくれたり(笑)。

--普通、先輩が後輩を慰めるんじゃないんですか(笑)。

村望しおん:本来はそうだと思うんですけど(笑)、私、結構「大丈夫」と思われがちで、ジャムズに入ってからそういうことをあんまりされてきたことがなかったので、今は咲久がそういうことをやってくれるからうれしいんです。ありがとう。

北乃咲久:いえいえ!

村望しおん:咲久も環ちゃんもマイナスイオンがすごいんですよ。2人が入ってきてから良い空気しか流れていないから、おかげでグループ全体がすごく明るくなっていると思います。

北乃咲久:うれしい……。

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▲左から:保科凜、村望しおん、北乃咲久

--そんな新体制になってから初めてのミニアルバム『Jam Emotion』が完成しました。仕上がりにどんな印象や感想を持たれていますか?

保科凜:CD作品としては1年越しのリリースになるんですけど、この『Jam Emotion』というタイトルにもある通り、この1年間で本当にいろんなことがあって、別れがあって、出逢いがあって、体制も変わったり、いろんな感情がある中で発表してきた楽曲たちをひとつにまとめた集大成でもあるんです。いろんな感情が詰め込まれた作品。その中には格好良い曲があったり、爽やかな曲もあったり、エモい曲もあったり、今まで見せたことのないジャムズの魅力も詰まっていると思いますし、この7人体制で初めて形にした作品でもあるので、私たちにとってもすごく大事なものになりました。

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▲保科凜

北乃咲久:自分の声が収録されている音楽。それがこうやってアルバムに残るのはうれしいし、私的には「ジャムズになったんだな」と実感できる作品にもなりました。収録曲の「サマーリボン」も私にとって初めてのMVだったし、ジャムズに入ってからすべての思い出が詰まっているんですよね。あと、リリースイベントも初めてだから、そこで成長できるように頑張りたいです!

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▲北乃咲久

--今回のミニアルバム『Jam Emotion』は3形態でリリースされるわけですけど、7曲目がそれぞれ違う楽曲になっているじゃないですか。しかも3曲ともグッと来る良い曲になっていますが、村望さん的にはそれぞれどんな印象を持たれていますか?

村望しおん:Type-Aの「剥がれたペンキ」は、武道館で初めて披露させていただいて、5人の最後のステージでも披露したんですけど、5人になったジャムズとファンの人たちが書いた歌詞なのかと思うぐらいの内容なんですよね。でも、それをここから7人の色に塗り替えていけたらいいなと思っています。Type-Bの「恋リハ」は「シンデレラマインド」の優しくて可愛いバージョン。本当に可愛いピュアピュアの恋の物語!みたいな感じなんですけど、途中で曲調が変わったりもするので、飽きが来ない楽曲になっていると思います。で、Type-Cの「金木犀ワゴン」は……これはもうヤバいです。失恋のドラマを観たあとに聴いたらみんな泣いちゃうぐらい、本当に歌詞が心にすっと入ってくるんですよ。初お披露目のときも泣いていた方たちがいたり、私たちもみんなの歌声に心震わされるものがあったりして、この曲はいろんな人に知ってほしいなと思いますね。失恋した女の子がいたらこれを聴いて泣いてもらいたいです。

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▲村望しおん

--そんなミニアルバム『Jam Emotion』にも注目してもらいたいジャムズなんですが、ここから先の目標を最後に聞かせてもらえますか?

保科凜:この『Jam Emotion』を通してのリリースイベントは初めての方も足を運びやすいと思いますし、今までもリリースイベントがきっかけでジャムズを好きになってくれた方もすごく多いので、今回もこのリリースイベントをすごく頑張って次に繋げていきたいなと。まだ私たちは次の目標が決まっているわけじゃないんですけど、今まで立ったことがないぐらい大きい会場をいつか埋められるようになりたいですね。アから始まって、ナで終わるようなところとか。

村望しおん:アリーナ?

保科凜:とか、この7人で立てるようになりたいなと思います!

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Interviewer:平賀哲雄|Photo:白井絢香

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