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<インタビュー>工藤晴香×櫻川めぐが語るRoseliaの成長――ニューシングル『礎の花冠』の意味とは
Interview & Text:成松哲
Photo:筒浦奨太
12月11日、Roseliaの15枚目のシングル『礎の花冠』がリリースされた。
Roseliaはブシロードが手がけるメディアミックスプロジェクト「BanG Dream!」(バンドリ!)に登場するガールズバンドのひとつ。プロジェクトではアニメやゲーム、マンガなどを通じて、彼女たちの物語を追う一方で、キャラクターの担当声優による“リアルバンド”を結成し、ゴシックをコンセプトに楽曲を発表し、ライブを行っている。
『礎の花冠』は、今回ご登場いただく氷川紗夜役の工藤晴香(Gt.)と宇田川あこ役の櫻川めぐ(Dr.)曰く、Roseliaの歴史と成長を実感させる1枚とのこと。事実「ゴシッキーなRoselia」というイメージを最大限に拡張。どこか耽美的でハードながらもブライト、しかもテイストがまるで異なる表題曲とカップリング曲「FRONTIER FANTASIA」の2曲が収録されている。
Roseliaはいかにして自らの世界を拡げていったのか? その秘密を2人に聞いた。
「昔からRoseliaを追ってくれているファンなら、この意味がすごくわかるはずなんです」
――2024年ってどんな1年でした?
工藤晴香:Roseliaとしては怒濤の1年でした。アルバム(3rdアルバム『Für immer』。6月リリース)を出したし、2月から初めての全国ツアーを回ったり、8月にはその追加公演として上海で初めての海外単独ライブをやったり。初めて続きの年でしたね。
――2017年にデビューして、2024年の今年初ツアーってけっこう時間がかかってますよね?
櫻川めぐ:でもメンバーみんなで「今、初めて全国ツアーを回れてよかったよね」ってずっと言ってたよね。
工藤:デビューしたてのころだったらたぶんできてないよね。
櫻川:肉体的にも精神的にもツラさが勝っちゃってたと思う。全員がプレイヤーとして成長を実感できている上に、声優としても熟練してきている今だからこそ回れたんだと思ってます。
――実際ツアーはいかがでした?
工藤:北海道と福岡と大阪での単独ライブはこのツアーが初めてだったんですけど、いつもの関東圏でのライブには仕事や学校の都合で行けないという人たちが「やっと地元で観られる」って言ってくれたり、実際に遊びに来てくれたりして……。
櫻川:あの声はうれしかったねえ。
工藤:お客さんとの距離が近いホールでのライブもあって、お客さんの盛り上がりをダイレクトに感じられて新鮮だったよね。泣いてくれている人がステージからしっかり見えたりもしたし。
櫻川:あと上海での追加公演ではお客さんが全曲歌ってくださるんですよ。
工藤:サビを合唱してたよね。
櫻川:そうやって会場ごとにお客さんのノリ方が違ったのも面白かったですね。
工藤:しかも、これはいつものライブと同じといえば同じなんですけど、どこの会場でもお客さんの想いが本当に伝わってきて。逆に私たちのほうが全国を回ることでより多くの人から感動をもらうことができました。
――で、12月11日、Blu-ray付生産限定盤にそのツアーの東京公演の模様が収められたシングル『礎の花冠』がリリースされます。
櫻川:Roseliaの新曲って『ガルパ』(スマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』)で配信されるストーリーとリンクしていて、一緒に発表されるものが多いんですけど……。
工藤:今回は曲のレコーディングよりもゲームの声の収録が先で。リサ(劇中のベーシスト・今井リサ)と友希那(劇中のボーカリスト・湊友希那)を中心に進む話……リサが友希那との思いを確かめ合いつつ、悩みながらも作詞するというストーリーだったので「この物語にどんな曲がつくんだろう?」と思っていたら、ゲームの中で悩んでいるリサの姿が歌詞としっかりリンクしていて。そのゲームとリアルバンドの楽曲の親和性の高さに「すごく『バンドリ!』っぽいな」ってあらためて思いました。
櫻川:私はタイトルが気に入っていて。「礎の花冠」。このワードって実は歌詞に入ってないんですよね。でも昔からRoseliaを追ってくれているファンなら、この意味がすごくわかるはずなんです。
【試聴動画】Roselia 15th Single「礎の花冠」(2024.12.11 リリース!!)
――「礎の花冠」の意味?
櫻川:詳しくはBlu-rayや各配信サービスで『劇場版「BanG Dream! Episode of Roselia」』(2021年)をご覧ください(笑)。この映画を観ていただければ、なんで礎なのか? なんでシングルのジャケットに花冠が描かれているのか? きっとわかりますから。
工藤:あと「約束」という曲(2020年)とも地続きだな、と思っていて。あの曲も「礎の花冠」と同じようにリサが言葉と格闘しながら作詞するというゲームのストーリーと一緒に配信された曲なんです。
櫻川:正当後継者だよね。でもあのときと今回のリサの悩みはちょっと違う。私たちは物語の中のRoseliaを2D Roseliaって呼んでるんですけど、あのとき悩みに悩んで「約束」の歌詞を書き上げたリサたち2D Roseliaは、その後ストーリー内で全国ツアーをしていて、3D Roseliaこと私たちも今年全国ツアーをやっている。「礎の花冠」の<素晴らしい瞬間>とか<私達は行く>という歌詞はツアーという素晴らしい景色を見たことでさらに明るい未来を思い描くことができた今の2D Roseliaと3D Roseliaならではの言葉なんです。
――それってメディアミックスプロジェクトの楽曲だからこそできる楽しみ方ですよね。この曲をきっかけにRoseliaを知った人は過去作に触れることで歌詞をより立体的に味わえるようになるし、古くからのファンなら「礎の花冠」を聴くことで過去のイベントストーリーや映画、楽曲を気持ちも新たに楽しめるようになる。さらにゲームやアニメのキャストでありバンドメンバーでもあるみなさんの心情も汲み取れる。
櫻川:そうやってファンの方が曲をきっかけにいろんなコンテンツを楽しめたり、私たち自身がその歌詞に共感できたりするのは作詞の織田あすかさんのおかげなんです。
工藤:Roseliaに限らず「バンドリ!」関連楽曲のほとんどの歌詞を書いている方なので。『ガルパ』で配信されているストーリーを全部チェックして研究した上で書いていらっしゃるんですけど、それってすごく大変なことで……。
――2017年にローンチしたゲーム内で毎月ストーリーが配信されているわけですもんね。
工藤:なのに織田さんの歌詞って「納得いかないです!」っていうことが絶対にないんです。
――常に2D Roseliaと3D Roselia、いずれの気持ちに寄り添っている、と。
櫻川:「ゲームを毎回チェックして、ライブにもいつも足を運んでくださるから、キャラクターと私たちのことをちゃんと知っているんだろうな」っていう歌詞しか届かないんですよね。もちろん「礎の花冠」もカップリングの「FRONTIER FANTASIA」もそうだから織田さんには感謝しかないし、歌ったり楽器を演奏したりする私たちはその思いに応えたいんです。
- 「この歌詞のような自分になりたいと思ったんです」
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リリース情報
シングル『礎の花冠』
- 2024/12/11 RELEASE
<Blu-ray付生産限定盤A(CD+Blu-ray)>
BRMM-10854 9,900円(tax in.)
<Blu-ray付生産限定盤B(CD+Blu-ray)>
BRMM-10855 9,900円(tax in.)
<通常盤(CD)>
BRMM-10856 1,540円(tax in.)
公演情報
【Stille Nacht, Rosen Nacht】
2024年12月14日(土)
OPEN 15:30/START 17:00(予定)
武蔵野の森総合スポーツプラザ
配信チケット:
2DAYS通し視聴チケット 9,900円(税込)
各公演視聴チケット 5,500円(税込)
購入はこちら
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「この歌詞のような自分になりたいと思ったんです」
――一方、トラックについては?
櫻川:まず、今『ガルパ』の中で配信されている「礎の花冠」を聴いている人にひと言いいですか?
――どうぞ。
櫻川:(声を張って)みんなー! 今はゲームの中でイントロと1コーラス目とアウトロを聴いてると思うんだけど、実はこの曲、途中で変拍子が入ったりすごくテクニカルだよー! 私、もしライブでやることになったとき、ちゃんと叩けるかなあ?
工藤:あはははは(笑)。
――「エモくて踊れる四つ打ちロック」の一語では片付けられない。実は構成がすごく緻密で複雑なダンスロックですもんね。
工藤:私も、あと2人私がいないとライブで弾けない気がしてます(笑)。でもクラップが入っていたりしてノリがいいし、楽しい曲ですよね。
櫻川:ライブ映えしそうだよね。
工藤:最近のRoseliaってハードロックな曲が多かったから、こういう曲がセットリストの中盤にあるといいよね。お客さんと一緒にクラップするのは絶対楽しいし、5人全員で歌う最後のパートは面白いし。
櫻川:楽器のアレンジももちろんなんですけど、そのコーラスのアレンジにも作曲と編曲の藤永龍太郎さん(Elements Garden)やスタッフさんの愛を感じるんですよ。声も大きな武器になっている声優バンドだからこそ5人で一緒に歌えるのは私たちの喜びだし、ファンの方もきっとうれしいはずですから。
――ただ「バンドリ!」バンドの楽曲はいわゆるキャラクターソングとはちょっと違う。例えば○○というキャラクターソングを歌うのはその担当声優ひとりだけなんだけど、みなさんの場合は、Roseliaメンバーのうち誰か1人のことを描いた楽曲を5人でパフォーマンスすることになります。
工藤・櫻川:はい。
――「礎の花冠」であれば友希那やリサの心情を描いていて。でも、担当声優ではないおふたりもコーラスをしたり楽器をプレイすることになる。そういう、ある種他人事ともとれる曲にはどうやって寄り添うものなんですか?
櫻川:特に『ガルパ』で配信される楽曲の場合、そこが面白いところなんです。私が演じている宇田川あこちゃんはリサのことをリサ姉って呼んでいて。確かにあこ自身はリサ姉がどんな思いでこの歌詞を書いたのか、というゲームのストーリーに直接絡んではいないんだけど、声優・櫻川めぐは台本をすべて読んでいるんですよね。だからリサ姉の気持ちを理解したあことしてコーラスを歌って、ドラムを叩くことができているんだと思います。
工藤:確かに役者や演出家的なスタンスで楽曲の世界を理解して、演じている感じですね。ボーカリストということもあって、友希那の声優の相羽(あいな)さんは特にその意識が強くて。レコーディングのときもライブのリハーサルのときも「ゲームのあのストーリーのあとの友希那ちゃんはこういう歌い方はしない」「友希那ちゃんはこんなパフォーマンスやMCはしない」と、本当にキャラクターに向き合っているし、当然私たちも同じように取り組んでいるつもりだから、私なら演じている氷川紗夜としてコーラスを入れたり楽器を弾けたりするんでしょうね。で、アルバム収録曲みたいなゲームにリンクしていない完全なオリジナル曲の場合は本当に演出家っぽくなるというか。歌詞や曲から自分たちなりのRoseliaの世界を作り上げて楽しんでます。
――そしてカップリング曲「FRONTIER FANTASIA」は……。
櫻川:あいあい(相羽)が大好きって言ってました。
工藤:ファンタジー系のゲーム大好きだもんね。
――確かにストリングスを大きくフィーチャーしていてスケール感のある、ある種ゲーム音楽っぽい曲ですね。
櫻川:バンドリーマー(『バンドリ!』ファンの愛称)さんも好きそうだなってめっちゃ思ってます。「バンドリ!」のバンドの成り立ちがそうだから当然なんですけど、アニソン好きでありロックバンド好きな人が多いから、イントロを聴いた瞬間「絶対みんなが好きな曲だ!」って思わず言っちゃいました(笑)。
――そして櫻川さん演じるあこにフォーカスを当てたゲーム内のストーリーとリンクしている曲でもあります。
櫻川:ゲーム内で私が演じるあこが友希那さんと繰り広げたとある大冒険を題材にした楽曲なんですけど……。
工藤:いいストーリーだったよね。友希那って最初のころはあこに対してあんなにキツく当たってたのに。
櫻川:バンドの中でひとりだけ年下のあこは友希那さんのことが大好きでリスペクトしているからRoseliaに加入したんですけど、イベントストーリーや映画の中ではその友希那さんに冷たくあしらわれ、挙げ句の果てには泣かされて……。あのときのあこは本当にかわいそうだった!
工藤:相羽さんですら言ってたもんね。「あこ、かわいそうじゃない?」って(笑)。
櫻川:「あれは中学生相手に言うことじゃないよ!」(笑)。
工藤:なのに今回はあこが友希那の手を引っ張って「行きますよ!」って言ってる曲だもんね。
櫻川:だからこの曲をいただいたとき、私に生まれた感情っていうのがあって。
工藤:なになに?
櫻川:この歌詞のような自分になりたいと思ったんです。友希那さんがあこのことを<大切な夢>を<共に叶える><大切な存在>だと言ってくれるのであれば、そういう自分でありたいなって。その“自分”っていうのは櫻川めぐのことなのか、宇田川あこのことなのか、よくわかっていないんですけど。
――その境界があいまいになるのが「バンドリ!」プロジェクトの魅力ですよね。みなさんはライブのとき、声優個人ではなくキャラクターとしてステージに上がっている。キャラクターと工藤晴香、櫻川めぐ個人がほとんど密着しているから、あこについて表現することは、つまり櫻川さんを表現することにもなる。
櫻川:確かに櫻川めぐもこの歌詞に励まされたんですよね。
工藤:それに関連してエピソードトークを披露してもいいですか?
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シングル『礎の花冠』
- 2024/12/11 RELEASE
<Blu-ray付生産限定盤A(CD+Blu-ray)>
BRMM-10854 9,900円(tax in.)
<Blu-ray付生産限定盤B(CD+Blu-ray)>
BRMM-10855 9,900円(tax in.)
<通常盤(CD)>
BRMM-10856 1,540円(tax in.)
公演情報
【Stille Nacht, Rosen Nacht】
2024年12月14日(土)
OPEN 15:30/START 17:00(予定)
武蔵野の森総合スポーツプラザ
配信チケット:
2DAYS通し視聴チケット 9,900円(税込)
各公演視聴チケット 5,500円(税込)
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「今の状況は本当にぜいたくなことだと思う」
――ぜひお願いします!
工藤:「礎の花冠」が友希那役の相羽さんとリサ役の中島(由貴)さんのツインボーカルだったように、この曲は相羽さんと櫻川さんが歌っているんですけど、上海行きの飛行機の中で歌割り会議を開いてたよね?
櫻川:なんで知ってるの!?
工藤:私の座席の隣が相羽さんで、その隣が櫻川さんだったから、寝たふりして聞いてました(笑)。最初にもらったデモでは低音があこで高音が友希那だったんだけど「逆のほうがいいよね」って相談していたのを。しかも実際に音源ではそのアイデア通りになっていたのがすごくいいなあって。ちょっと前までなら、アレンジについてなにか言うことってなかったんです。
――なのに提案をしていて、しかもそれが採用されるようになったのは櫻川さんや相羽さんをはじめRoseliaメンバーの成長の証だ、と。
工藤:メンバー同士でこのような相談ができるようになったのもそうですね。Roselia関連のものに限らず、『ガルパ』で配信されるストーリーって「バンドリ!」全バンドの成長物語になっているんですけど、キャラクターがストーリーの中で成長するのに合わせて私たちも成長していることが実感できたのはうれしかったですね。
櫻川:ホントに提案どおりになっていたから、私はレコーディングのときちょっとビックリしたんですけどね(笑)。急にメインメロディを歌うことになってたし。ただ、ボーカリストなのにあこや私に主旋律を譲ってくれた友希那さんとあいあいの気持ちはすごくうれしくて。くどはる(工藤)が言っていた会議の集大成がラストサビ前、ふたりがすごい高音を地声で歌うところなんですけど、それを任せてくれたのには「2人なら地声でいけるだろう」という作曲・編曲の竹田祐介さん(Elements Garden)やレコーディングスタッフさんの私とあいあいに対する信頼や心意気を感じましたし。
――クリエイター陣もメンバーの成長を実感している?
櫻川:そうなんだと思います。「礎の花冠」の変拍子と同じ話になっちゃうんだけど、その高音もゲームでは聴けない。リリースされる音源にしか収録されていないので、みなさん、ゲームで聴くだけではなく必ずCDや配信音源を買ったり、音楽配信サービスをチェックしたりしてください!(笑)
工藤:それはすごく大事(笑)。
――トラックに対する印象は?
工藤:こういうゲーム音楽っぽい楽曲もできちゃうのはRoseliaの強みだよなあ、と思ってます。もともとのバンドのコンセプトであるゴシックにも通じる曲ではあるんだけど、以前のゴシック系の曲に比べるとポジティブだし、それは「礎の花冠」もそうなんですよね。ハードで激しいゴシック系の曲から今回のシングルのような明るい曲まで、いろんな色の曲をいただけるようになっている今の状況は本当にぜいたくなことだと思うし、それにちゃんとRoseliaとして対応できているのが「なんでもありになってきたな」って感じで楽しいんですよね。今やラインナップにラップ曲もありますから(笑)。
――あっ、2年前、相羽さんと中島さんも、当時の新曲であるかわいらしいウィンターソング「Our Carol」を演れるのは今のRoseliaだからだとおっしゃってました。(<インタビュー>相羽あいな×中島由貴、活動6年目を迎えたRoseliaの現在と未来を語る)
工藤:確かにデビュー間もない2017年に「礎の花冠」や「FRONTIER FANTASIA」や「Our Carol」を演っていたらメンバーもファンの方もビックリしたと思います(笑)。
――「どこがゴシックをコンセプトに掲げたグループなんだよ!」って(笑)。
工藤:でも今のRoseliaならどの曲も違和感なく歌えるし演奏できるんですよね。
櫻川:でもさあ、そのぜいたくな曲たちを全部歌えるあいあいの表現力ってすごくない?
工藤:かわいい系も明るい系もハードなのも全部、曲に寄り添いながら、しかもRoseliaらしく歌えるもんね。
櫻川:さすがリーダーだよね。私たちはリーダーにこれからもついていくし、足を引っ張らないようにがんばりますっ!
工藤:がんばりますっ!
――あとシングルリリースの3日後には東京・武蔵野の森総合スポーツプラザでワンマンライブがあります。
工藤:【Stille Nacht, Rosen Nacht】……「聖なる夜、バラの夜」というタイトルなので、それがどういう意味なのか思いを馳せながら楽しみにしていてください。
――「12月の聖なる○○ってなんだろう?」みたいなことを考えれば……。
櫻川:ヒントになるかもしれない(笑)。ツアーの集大成とも違うし、2024年の集大成とも違う。Roseliaの物語から独立した“単独”ライブになると思うので、そういう意味でも楽しみにしてほしいです。
――最後に2025年の目標や夢や野望ってあります?
櫻川:来年「バンドリ!」の先輩バンドであるPoppin'Party(ポピパ)さんがデビュー10周年を迎えるんですよ。
工藤:しかも5月に記念の武道館ライブをやることが決まっているので、それを観に行きたいです!
――あはははは(笑)。
工藤:私、ポピパの最初の武道館ライブと2回目も観ていて……。
――ポピパ武道館全通勢だ(笑)。
工藤:なので3回目も観に行って、そして泣きますっ!
櫻川:「キズナミュージック♪」(Poppin'Partyの12thシングル曲。2018年リリース)を演ってくれたら、私もくどはるの隣で泣くと思う。
工藤:明日、あいみん(Poppin'PartyのGt.&Vo.)に会う予定があるから「武道館で演ってよ」って言っとく。
櫻川:「Roselia全員で号泣するから絶対演って」って言っといて。
工藤:なので2025年、RoseliaはPoppin'Partyの武道館ライブに行って全員で号泣しますっ!
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・応募締め切り:2024年12月19日(木)23:59
・当選者の方には、@Billboard_JAPANよりDMをお送りします。当選時に@Billboard_JAPANをフォローされていない場合、当選は無効となります。
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