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<インタビュー>東京で撮影されたMVが公開、期待の香港グループ・COLLARが語る新曲「idc」と自分たちの魅力



COLLARインタビュー

Interview & Text: 菅原史稀
Photos: 筒浦奨太

 昨年、香港初の大型ガールズグループ 、COLLAR(カラー)がデビューし話題を呼んだ。長年、香港の芸能界ではアーティストのソロ活動が主流となっていた。そんななか、近年世界的に流行するアイドルグループのサバイバル・オーディションが、香港にも上陸。その審査の様子がテレビ番組『全民造星IV』で放送され、誕生したのがCOLLARだ。

 現在7人組として活動する彼女たちは、インスタグラムで29万人を超えるフォロワーを集めているほか、リリース作が様々な国と地域の音楽チャートで1位に輝くなど、国際的な注目を集める存在となっている。

 今回は、7月21日にリリースされたばかりの新曲「idc」のミュージック・ビデオ、そして今夏にViuTVで放送予定のリアリティ番組『COLLAR ACADEMY(原題)』の撮影のために来日した彼女たち一人ひとりの魅力に迫りながら、グループの“これまで”と“これから”を語ってもらった。

左から:SUMLING、IVY、DAY、MARF、GAO、WINKA、CANDY

――まずは皆さんの個人的な魅力を伝えるべく、それぞれ「これだけは負けない!」という強みを紹介していただけますか?

SUMLING:私はもともと、ダンサーやダンスの先生として活動していたので、踊ることが得意です!

CANDY:私の特技は……(おもむろに耳たぶを耳の穴に入れ始める)。

全員:(爆笑)


SUMLING


CANDY

――耳が小籠包みたいな形になってますけど!

CANDY:そう、耳を小籠包にすることです。

IVY:それ見てたら、お腹空いてきたかも(笑)。そんな私は、たーくさんご飯を食べられるという才能があります!

全員:(拍手)

GAO:(日本語で)素晴らしいですね。私はデビュー前にダンスの先生をやっていて、COLLARでもリーダーを務めているので、皆をまとめる才能があると思います。あとは、ロッキングを踊ることも得意です。


IVY


GAO

DAY:私も、食べることとダンスが大好きです!

WINKA:もともとシンガーソングライターとして活動していた私は、歌うことなら誰にも負けません。人とディベートすることも得意ですね。

MARF:私はCOLLARのラップ担当で、フリースタイルが特技です。それからクリエイティブへの関心も強くて、特にファッションが大好きです。


DAY

――ありがとうございます! 個性豊かなメンバーが集まったCOLLARは、ガールズグループのサバイバル・オーディション『全民造星IV』によって結成されました。ダンスの先生やシンガーソングライターなど、それまで各自のキャリアを歩まれていた皆さんは、なぜ「ガールズグループの一員になりたい」と思ったのでしょうか?

WINKA:私はソロシンガーとして自作曲を発表するうち、「もっと自分の歌声を多くの人々へ届けたい」という思いが大きくなったんです。新たな道を歩き出そうと決意したときにオーディションのことを知って、応募しました。

SUMLING:私もダンサーとして一人で活動しながら、だんだんと「自分がさらに成長するためには何が必要だろう?」と考えるようになりました。その結果、今のスキルで対応できる居心地のいい“コンフォートゾーン”からあえて抜け出して、未経験なことにチャレンジしてみたくなったんです。ガールズグループに所属して、他の人たちと協力し合いながら作品を生み出すことは、これまでやったことのない大きな挑戦でした。

DAY:私は、前々から「ガールズグループの一員になる」という夢を持っていました。(K-POPの)(G)I-DLEのようなカッコいいグループが大好きで、彼女たちのパフォーマンスを見ては「こんなふうになりたいな」と憧れていて。今では私も、素敵なメンバーと一緒にステージに立つことができて幸せです。


WINKA

――それぞれの目標を胸に、オーディションへ挑んだのですね。『全民造星IV』には4,000人超の事前応募があり、そこから選ばれた96人でオーディションがスタート、厳しい競争が繰り広げられました。当時はどんな心境でしたか?

MARF:審査の模様がテレビで放送され、たくさんの方々に見守られながら何かをするといったこと自体が初めての経験だったのですが、プレッシャーよりも楽しむ気持ちが大きかったですね。

GAO:サバイバル・オーディションって個人戦だと思っていたんですけど、実際に参加してみると「チームで頑張ろう」という意識が高まる場所であることがわかりました。オーディション中、チームメイトと協力し合い、良いパフォーマンスを目指しながら一生懸命になっている自分自身に気づいて、「今の私、悪くないな!」って思ったんですよね。


MARF

――その後オーディションを見事勝ち抜いた皆さんは、デビューの切符を勝ち取ります。2022年1月に開かれたデビュー会見の生中継を、7万6千人が視聴していたそうですが……ものすごい注目度ですよね。

CANDY:あのときの興奮を、今でもはっきりと覚えています! 香港の人は情熱的なので、オーディション中も熱烈に応援してくれていたんですよ。そうした日々の一瞬一瞬を、心から楽しみながら過ごしたので、デビュー後もその熱量が感じられて嬉しかったです。

IVY:想像以上に多くの人々が関心を寄せてくれていたり、とても有名な方が私たちの会見を視聴してくれたりして、「このあいだまで一般人だったのに……これは現実?」と信じられないような気持ちでした。

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――デビューから1年半あまりが経った現在、皆さんは「COLLAR」がどんなグループになっていると感じていますか?

GAO:英語で「(衣服の)襟」を意味する「COLLAR」というグループ名には、人々の襟をギュッと締めて息を止めちゃうくらいのパフォーマンスをお届けしたい、という思いが込められているんですけど、まさに今、私たちはステージを通じてそういうグループになれているように感じています。

MARF:そうだね。これまで1年半、チームメイトとして一緒の時間を過ごしながら、言葉にしなくてもそれぞれの気持ちを理解し、支え合える関係になったなと実感しています。だからこそ、ステージ上で目線を交わすだけでお互いの情熱を感じ取ることができるし、それがさらにパフォーマンスを良いものにしていると思います。

DAY:グループのデビュー前から、ダンスや歌のプロとして活躍していたメンバーもいるのでダンスや歌の実力はバラバラですし、一番お姉さんのメンバーと末っ子メンバーでは16歳も年齢差があるんです。それぞれ得意としていることや年齢が違うものの、わからないことがあるときはすぐに他のメンバーに聞いたり、逆に自分が役に立つことがあれば喜んで教えたり、そういう関係性でいることが強みになっています。


GAO


MARF

――なかでも、リーダーのGAOさんはグループの支柱となる場面が多いのではないかと思います。今日の取材でも、自分のソロショット撮影が終わった後、他のメンバーが撮影している光景を最後まで見届けている姿が印象的でした。

WINKA:本当に頼りになるリーダーです。例えば話し合いのときも、皆が心から納得いくような結論に導いてくれますし、常に一人ひとりを応援する言葉を投げかけてくれるんです。「GAOさんが隣にいるから、大丈夫」と思えるような安心感があります。

――素敵な関係性が伝わってくるお話ですね。COLLARのグループ像が見えてきたところで、最近の活動についてもお聞きしたいです。新曲「idc」は、夏らしいエネルギッシュな曲調やガールクラッシュな歌詞など、聴きどころ満載の一曲となっています。特に注目して欲しいポイントは?

SUMLING:歌詞に<I Don’t Care AT ALL!>というフレーズがあるんですが、ここの歌い方や踊り方がメンバーによって違うんですよ。キュートな<I Don’t Care>もあれば、挑発的な<I Don’t Care>もあるので、ぜひチェックしてほしいですね。

DAY:そうそう。7人がそれぞれの表現で<I Don’t Care AT ALL!>のアティチュードを示しているところに、個性豊かなCOLLARの魅力が表れているんじゃないかなと思います。


DAY


SUMLING

――同曲は、XGやNCT、aespaなど人気アーティストのコレオグラファーとして活躍する、ダンサーのRENANさんが手がけた振り付けも見どころとなっていますね。

GAO:とてもキャッチーな振り付けですよね! 日本に来てからは毎日、才能あふれるダンサーのRENANさんと長時間のレッスンをして、すごく密度の高い時間を過ごすことができて光栄でした。


――今回の来日では「idc」のMV撮影も行われ、忙しい日々を送っているそうですが、日本で観光や食事を楽しむ時間はありますか?

IVY:はい! 私たち、相撲の土俵が店内にあるとんかつ屋さんに連れて行ってもらったんですよ。そこで食べたすごく大きなとんかつがとても美味しかったです。

MARF:あと、ウルトラマンがモチーフになっているお店に行って、ダダ星人に会ったりもしたよね。


IVY

――え? なぜダダ星人?

WINKA:ネット上で「WINKAとダダ星人は激似!」という画像や動画がバズったので、私自身、前々からダダ星人に愛着があったんです。日本に来たなら、ぜひ会いに行かなきゃ!と思って(笑)。


WINKA

――そんなビハインドストーリーが!

GAO:他にも力士の方から相撲を学んだり、神社へ行ったり、浴衣を着たり、山で滝行をしたり……いろんな体験をさせてもらって大満喫中です。滝行は本当に大変でした! その様子は、この夏公開予定の新番組『COLLAR ACADEMY』で観ることができると思います。


CANDY

――『COLLAR ACADEMY』には来日中の密着映像が満載ということで、要チェックですね。新曲リリースや新番組スタートなど、今後の活動にも期待が高まる皆さんですが、最後に日本の読者へ向けてメッセージをお願いします!

GAO:私たちは世界のどこへ行っても、クオリティの高いパフォーマンスで人々に喜びを与えていきたいと思っています。今後日本の皆さんにも楽しんでいただけるよう、たくさんの作品をお届けしたいので、応援よろしくお願いします!

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