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<対談>石若駿×馬場智章 『BLUE GIANT』ヒットそして【LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL】の楽しみ方を語る



LOVE SUPREMEインタビュー

 昨年に引き続き、新世代ジャズフェスティバル【LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023】への2年連続・2回目の出演が決まった石若駿(Answer to Remember)と馬場智章。大ヒットしたアニメーション映画『BLUE GIANT』の劇中演奏を担当したことでも注目を集めた二人だが、今年は果たしてどんなステージを見せてくれるのか。初開催となった昨年の【LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN】(通称:ラブシュプ)の感想から話を始めた。(Interview & Text:永堀アツオ / Photo:梁瀬玉実)

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——まず、昨年の【ラブシュプ】を振り返っていただけますか?

馬場智章:僕は1日目と2日目の両方に参加したんですけど、音楽の幅がすごく広かったので、いろんな方に楽しんでいただけたんじゃないかなと思います。その日に出演してたミュージシャンが、他のバンドを見に行ったりもしていて、お互いを応援している姿というか、刺激を与えあっている雰囲気があって、すごくいいフェスだったなと思いますね。

——馬場さんはDREAMS COME TRUE、黒田卓也(Tp.)率いるaTak、そして、石若さんのバンド、Answer to Remember(通称:アンリメ)の3ステージに出ていました。

馬場:aTakのようなアフロビートのバンドはUKシーンでは盛り上がっているけれど、日本ではまだあんまり聴かれていない。割とマニアックな音楽なんですよ。一方で、ドリカムさんみたいに昔から愛されるポップスターが、(上原)ひろみさん(Pf.)、クリス(・コールマン/Dr.)、古川さん(昌義/Gt.)とのジャズセットで、【ラブシュプ】でしか見られない演奏をやっている。コラボが多かったし、アンリメのようにバンドで作り上げてきたものを披露するステージもあったし、DJもあって。すごくバラエティーに富んだ、いいフェスだったんじゃないかなと思ってます。

石若駿:そうだね。お客さんの雰囲気も温かくて、すごく盛り上がったし、楽しかったですね。バックヤードに行けば、(ロバート・)グラスパー(Pf.)やジャスティン・タイソン(Dr.)がいて。憧れていたジャズフェスの形に自分もジョインできたことがすごく嬉しいなっていう実感がありました。

——憧れていたジャズフェスの形というのは?

石若:昔、智章と【ニューポート・ジャズ・フェスティバル】を見に行ったことがあったんですよ。高校2年生の時かな。ジョシュア・レッドマン(Ts.)の2つのトリオ、ブランフォード(・マルサリス/Ts.)のカルテット、ミゲル・ゼノン(As.)……

馬場:(クリスチャン・)マクブライド(Ba.)もいたかな。

石若:あと、モス・デフ(Rap)のバックバンドがグラスパーのトリオで、クリス・デイヴ(Dr.)やデリック・ホッジ(Ba.)がいたり。あと、何を見たかな。ヴィジェイ・アイヤー(Pf.)のトリオもいた。あれ、すごかったよね。マーカス・ギルモアもいて、「うわ!」って思って。

馬場:そうだ。もともと知ってるミュージシャンもめちゃめちゃいたんですけど、そこで初めて見るアーティストも多かったんで、「こんなアーティストいるんだ、面白い」って思って、そこからいろいろ調べたりもしたんです。

石若:本当にスターだらけというか、僕らのヒーローみたいな人たちがいて、楽屋やバックヤードでいろんな交流があったりしますよね。ジャズフェスの映像を見るのがめっちゃ好きで、日本でも、バブル期の90年代の頭には【マウント・フジ・ジャズ・フェステイバル】とか、【ライヴ・アンダー・ザ・スカイ】とかがあって。昔からすごく憧れてたスタイルのジャズフェスが今の日本で開催されて、自分もステージに立てて、しかも、お客さんがたくさんいるという状況が感慨深いというか、光栄だなと思いましたね。

——その後、馬場さんは学生時代に【ニューポート・ジャズ・フェス】に出演していますよね。その映像がYouTubeに残っています。

馬場:そうですね。2014年かな。僕が大学を卒業するちょっと前の年に、バークリー音楽大学のコンサートジャズオーケストラっていうビッグバンドで出て。そのビッグバンドにトランペットのショーン・ジョーンズがゲスト・アーティストとして演奏するっていう。

石若:へー。「トランジション」とかやるの?

馬場:やったやった!

石若:懐かしい〜。

馬場:その年もいろんなアーティストが出てて。クリスチャン・サンズ(Pf.)やゴドウィン・ルイス(As.)、クリス・ポッター(Ts.)もいたような気がするな。バックヤードもいろんなミュージシャンがわちゃわちゃしてて。スポンサーでビールメーカーがついてたので、みんなで裏で飲みながらやってる感も面白かった。いろんな楽しみ要素が多かったですね。

——世界のジャズフェスを知っているお二人の目には、記念すべき1回目の【ラブシュプ】はどう映りましたか?

石若:仲間たちがそこにみんなでいるっていうのが嬉しかったっすよね。

馬場:やっぱりフェスの良さって、フェスでしかなかなか会えないミュージシャンもいることだし、久しぶりに会う人もすごくたくさんいて、プチ同窓会のようで楽しかったですね。

石若:確かにね。去年は特にそんな雰囲気があった。

馬場:海外アーティストがあまり来られなくて、グラスパーくらいだったので、日本のあらゆるシーンにいる人たちが集まった、結集みたいになってて。僕はWONKに会ったのもすごく久々だったし。

石若:WONKよかったんだよな。涙腺崩壊しかけた。

——石若さんはツインドラムでも参加して。

石若:はい。袖でWONKを見たのは久しぶりだったんですけど、バンドとしての成長というか、ネクストステップした姿が見られてよかったです。

馬場:荒田(洸)と二人で叩いて、そこにJUA(Rap)もいたんだよね。ステージは見られなかったんだけど、いろんな人に会えたのは嬉しかったな。

——アンリメのステージはどうでしたか?

石若:「やったぜ!」みたいな感じがあったね。

馬場:あははは(笑)。そうだね。特に2日目は、朝からお客さんが完全に入ってて。2日目の早めのステージだったんですけど、早い時間からボルテージが高かった気がしますね。楽しかったんですけど、野外ならではのハプニングがあって。僕、その日に初めて演奏する曲があったんですが、リハができてなかったんですよ。駿の新曲で僕がソロをとることになってたんですけど、ソロが始まった瞬間に、楽譜が全部飛んでいって……。何もわからないまま、とにかく吹きちぎるっていう。

石若:いや、めっちゃカッコよかったよ。「なにそれ〜」って思いながら後ろで叩いてたけど。

馬場:あははは(笑)。必死に食らいついていたっていう。「野外だな〜」と思いましたね(笑)。

——バックステージはどんな雰囲気でしたか?

石若:めちゃ飲みましたね。

馬場:あははは(笑)。とにかく楽しく遊んでて。1日目は飲んだら怒られそうだったので飲まなかったんですけど。

石若:ドリカムとaTakがあったから?

馬場:そうそう。スタッフに「(アルコールが)抜けるから飲んでも大丈夫でしょ」って言ったんですけど、「絶対に飲んだらダメです」って言われて(笑)。でも、バックステージもやっぱり楽しくて。ご飯も美味しかったですし、個人的にウイスキーが好きで、去年は秩父のイチローズモルトを飲めなかったので、今年はリベンジしたいと思ってます。

石若:グラスパー達とアンリメで写真も撮ったし。

馬場:僕らの世代からしたら特にグラスパーはヒーローだから、普通に交流できるっていうのはすごく貴重な経験だよね。

石若:うちのトニー・サッグス(Pf.)が昔話に花を咲かせてました。いい雰囲気でしたね。

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——そして、昨年に引き続き、2年連続の出演が決定しました。

馬場:僕は自分のバンドで出演するのが今回が初めてなので、何をやろうか今からすごく楽しみです。前回は、いろいろな人のプロジェクトに参加したので、あの雰囲気を思い出しつつ、今、曲を準備していて。今年もアンリメとPenthouseのステージにも出演させていただくので、それも楽しみですね。去年、天気が良かったじゃないですか。僕、リハーサルのために前日入りをしてたんですけど、前日はすごく天気が悪くて、楽器の調子が悪くなるぐらい霧がすごかった。演奏したら楽器に霜ができるような環境だったけど、本番は晴れて、あの環境がすごく気持ちよかったので、今年も楽しみですね。

石若:僕は1年経って、音楽的にも進んでるっていう状況を見せたいですね。

——それぞれの音楽活動にとってはどんな1年でしたか?

石若:相変わらずですけど、1年の間に、アンリメとしてもいろんなライブがあって。バンドって続けていくと、やるたびにお互いの理解が深まったり、仲良くなったりみたいなこともあるんです。だから、バンドとしてのちょっとした成長を見せられると思うんですけど、そこが楽しみですし、(【ラブシュプ】では)新しい曲もやろうかと思ってます。

馬場:僕はコロナをきっかけにニューヨークから日本に帰ってきて、日本で何か面白いことがないかなと探している時に、【ラブシュプ】のお話をいただいたんです。ドリカムさんのようなポップスの方たちとガッツリ組むのは初めてだったんですけど、その反響はとても大きくて。フィーチャリングっていう形で、本当にフィーチャーしてくださったおかげで、自分の演奏を世の中にプレゼンテーションできたと思っています。今年は自分のバンドで参加するので、今回は自分の今後のプロジェクトも考えながら、自分の要素をさらに出していくことになると思っていて。そこがすごく楽しみだし、頑張ろうと思っています。

——この1年でいうと、馬場さんが主人公の宮本大のサックス、石若さんが大の同級生の玉田のドラムを演奏した大人気ジャズ漫画のアニメーション映画『BLUE GIANT』も大ヒットしました。何か影響はありましたか?

馬場:僕はだいぶありがたかったですね。日本では『報道ステーション』のオープニング・テーマに起用していただいたバンド、J-Squadのメンバーとして知っていただいているくらいで、それ以外の大きな舞台にはそんなに立ってなかったんです。でも、【ラブシュプ】と『BLUE GIANT』で、たくさんの人に「馬場っていうサックスプレイヤーがいる」っていうことを知ってもらえたたことがすごくありがたいです。しかも、『BLUE GIANT』は、みんながわかりやすいジャズを演奏する音楽性でもなく、(上原)ひろみさんが書いたゴリゴリのジャズをやってる。それを当たり前のように、映画を通して、いろんな方に聞いてもらえて、なおかつ、「ジャズってカッコいい」とか「今度、生で聞いてみたい」とか、そう思ってもらえるきっかけができたのはすごく嬉しいですね。実際、僕のライブにもそういうお客さんがすごくたくさんいらっしゃるし、最近は嬉しいことに満員御礼にもなってて。


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——(映画の)来場者は若いお客さんがメインでした。

馬場:『BLUE GIANT』以降、ライブ会場も若い人が増えましたし、子供も来てくれるのがすごく嬉しいですね。僕は親戚の叔父がやってるビッグバンドを見て、僕もやりたいと思い、地元のビッグバンドに入ったんです。何歳でもいいんですけど、この映画をきっかけに、「楽器やってみたい」「ジャズをやってみたいな」って思ってくれたら良いですし、今後、日本でも楽器を始めたいと思ったときにすぐにできる環境がより増えてくると面白いんじゃないかなと思ってます。

石若:僕は『BLUE GIANT』が公開されてから、あまりジャズクラブでプレイできてないので、肌では感じられてないんですけど、SNSで普段ジャズ周りの人たちをフォローしてない人からのメンションがたくさん来るようになりました。名前を探して、わざわざタグをつけてくれて、「よかったです」という思いを見える形で直接伝えてくれるのは、すごく嬉しいです。これまであんまりなかったことなので。

馬場:なかったね。僕、フォロワーがちょっと増えました(笑)。

石若:あと、会う人会う人、「映画見ました」って言ってくれるし、久しぶりの人からも連絡が来たりしてるかな。

——【ラブシュプ】で2人が揃うので、映画『BULE GIANT』の曲をやることもありますか?

馬場:ないですね。あははは(笑)。

石若:ひろみさんがいないとね。

——でも、劇中で2人だけで演奏した「WE WILL」があるじゃないですか?

石若:そうか! やる?

馬場:やらないでしょ。アンリメでやるの?

石若:サウンドチェックでやろうかな。

馬場:あははははは(笑)。ひろみさんに怒られそう。

石若:ダメって言われるかな?

馬場:でも、この間、ひろみさんがミッシェル・カミロ(Pf.)とブルーノート・ニューヨークでやったライブで「BLUE GIANT」をソロで弾いてて。「え、弾いてるやん!?」って思ってメールしたら、「弾いちゃった♡」って返ってきました(笑)。

——「N.E.W」はジャズのスタンダード・ナンバーになりそうな雰囲気があります。

馬場:そうですね。YouTubeとかインスタとか、いろんなところで「FIRST NOTE」を吹いてみたとか、バンドでやってみたとか、耳コピしてみました、みたいな動画をよく目にしますね。いつか、どこかのタイミングで3人でできたらいいなと思います。

——役柄を離れたアーティストとして、3人の演奏を聞いてみたい気持ちもありますね。

馬場:それだったらやりたいですね。でも、聞いてる方々には役のイメージがあるので、“僕ら”でやったときに、「何か違うな」と思われたらちょっと悲しいじゃないですか。だから、頑なに今はやめておこうっていう話になってるんじゃないかなと思うんです。JASS(『BLUE GIANT』に登場するピアニストの雪祈、大、玉田のトリオ)として、いっぱい録音しましたけど、伸び伸びと楽しく、何の縛りもないトリオで演奏したことはまだないので、いつかできたらいいですね。

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——今年のお互いのステージに何か期待してることありますか?

石若:僕、2日目いないんですよね……智章のライブ見たかったな。何やるの?

馬場:今回、【ラブシュプ】用にメンバーを集めていて、今までやったメンバーじゃないので、自分でもこのブッキングは結構、攻めてる感じですね。あと2か月でどうやってやろうかなって……今、ちょっとヤバいなと思ってます(笑)。

——(笑)。昨年4月にリリースした2枚目のリーダー・アルバム『Gathering』のツインテナーにベースとドラムっていうセットではなく?

馬場:最初はその編成で出ようかと思ったんですけど、「ここでしか聞けないものをやってほしい」という要望があって、ちょうど次のプロジェクトも考えていたところなので、その前哨戦みたいな感じにしようかなと。ジャズフェスでもあるので、ジャズ要素を足そうと、僕がやるリーダーライブの中でも一番多い人数になってます。新曲も書かないといけないので、本当にどうしようと思ってます。

——(笑)。馬場さんはアンリメのメンバーでも出演されますよね。

馬場:去年は加入したてというか、やり始めてそんなにライブの本数をやってなかったんです。今は前よりもバンドの雰囲気がわかってきたし、自分がどうしたらバンドをさらに面白くさせられるかも考えられるようになりました。駿が言ったように、1年経って、このバンドがさらにレベルアップしたところを見せられたらと思います。それに、いろんなバンドでサポートしている駿が、それぞれのバンドで培ったスタイルやセンスを自分がリーダーのバンドにどう反映させるのか。自分も参加する上で、そこはやっぱりすごく楽しみですね。

——昨年のAnswer to RememberのステージにはKID FRESINO(Rap)、ermhoi(Vo.)、JUA(Rap)、黒田卓也(Tp.)がゲスト参加しました。

石若:今年もJUAに出てもらって、あと、HIMI(Vo./Gt.)も出ます。何を一緒にやろうかな。MELRAWが振り付けしてたやつかな……。

馬場:あれを朝一に酒なしで踊るのは結構シュール(笑)。でも、やるでしょ。楽しみ!

——石若さんも歌いますか? 今年3月に出た『SONGBOOK』第6弾ではボーカルもやってましたよね。

馬場:歌います! 前に出て歌います。

石若:去年の年末から、前に出るようになって……。PAの岡さんに「ドラムをTaikimenに任せて、前に出て歌おうぜ」って言われたのが発端です。

馬場:あれ、好評だよね。

石若:好評なのかな? ちょっと事故っぽいけどね。ネタをいろいろ仕込まないといけないですね。

——(笑)。今年のラインナップで楽しみにされているアーティストはいますか?

石若:やっぱりディナー・パーティーかな。

馬場:僕、カマシ(・ワシントン/Ts.)にニューヨークで会ったことがあって、スモールズっていうジャズクラブでブルースを一緒に演奏したんですけど、とにかく大きかった。

石若:グラスパー、カマシ、テラス・マーティン(Sax.他)の3人でやるのかな?

馬場:いや、グラスパーのトリオにカマシとテラスが入ってるみたい。

石若:マジ!? じゃあ、またジャスティン・タイソンを見れるってこと? 楽しみじゃん! ……あ、でも、2日目か。今年は自分のステージが終わったらすぐに出なきゃいけないから、他が見れないんだよね。ドミ&JD・ベックもジョージ・クリントンも見たかったな。またみんなに会えることを願って頑張ります。

馬場:僕はゆっくり2日間楽しみます(笑)。(藤原)さくらちゃんと海野(雅威)さんも楽しみですね。

石若:海野さんってトリオ?

馬場:トリオ。さくらちゃんはこの間、松下マサナオ(Yasei Collective/Dr.)のバースデーライブでご一緒して。Yasei Collectiveに僕と佐瀬悠輔(Tp.)が加わって、さくらちゃんが歌う編成で、すごく良かったので、このジャズトリオにさくらちゃんが加わって何を見せてくれるのかが楽しみです。あと、向こうは覚えてるかわかんないですけど、僕が大学卒業をする年か、その前の年に、ドミがバークリーに来て、一緒に演奏したことがあったこともあって、懐かしいなと。ALIもホーンアレンジをしたことがあって、久々に会うことになるし、Penthouseもこの間、演奏で参加したばかりだし。

石若:知り合いばっかりだね。

馬場:そうだね。あと、Kroiのベーシストと1回、バスケしたことがあります。

石若:あははは(笑)。そうなんだ。

馬場:うん。どれも楽しみですね。個人的にモノンクルが大好きで、(吉田)沙良ちゃん、角ちゃん(角田隆太)を聞きたい。バックヤードが楽しくなりそうな予感がします。

——最後に、来場を楽しみにしているお客様たちにメッセージをいただけますか?

馬場:『BLUE GIANT』の曲はやりません!

石若:あはははは(笑)。

馬場:それはジョークとして、知ってるミュージシャン、知らないミュージシャンがたくさんいると思うんですけど、自信を持ってオススメできるラインナップなので、いろんな音楽を知るきっかけとして、ここに来たら絶対に楽しいと思います。それに、この秩父ミューズパークは本当に環境が素晴らしいので、フェス好きな方やキャンプ好きな方はもちろん、家族連れでも楽しめます。駅前には温泉もありますからね。

石若:僕のフェスの楽しみ方は、「このバンドにいるあの人いいな」「あのバンドで弾いてるベースの人、めっちゃカッコよかったな」って思ったら、名前を調べて、その人の作品をディグるんです。そういう楽しみ方をしたら、新しい広がりがあって、もっと楽しめると思います。

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