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<インタビュー>SHAUN「Way Back Home」ヒット以降に生まれた責任感を原動力に

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  DJ、プロデューサー、シンガーソングライターとして活動するSHAUN。2018年にリリースした「Way Back Home」はストリーミング数が10億回再生を超え、国内外で話題に。2022年10月には、リミックスバージョン【SHAUN - Way Back Home (feat. Conor Maynard) [Sam Feldt Festival Mix]】が「Billboard JAPAN TikTok Weekly Top 20」で2度の首位を獲得した。


   そんなSHAUNが、2023年1月にDJイベント出演のため来日。これまでの音楽制作やプロデューサー業についてや、2月23日にタイの俳優/シンガーソングライターのジェフ・サターを迎えてリリースした新曲「スティール・ザ・ショー」について、そして日本好きな一面などについて話を訊くことができた。 (Interview & Photo: Yuma Totsuka)

音楽制作は考えすぎずに楽しむこと

――数々のアーティストをプロデュースされてきたSHAUNさんですが、プロデューサーとしてこれまで重要視してきたことはなんですか?

SHAUN:他のアーティストの楽曲をプロデュースする時は、その人に合う音楽を作りたいと常に思っています。その人にどんな音楽が合うか、どんな曲を歌ったら良いかを考えながら音楽を制作します。頑張って作ったのにリリースされないこともありましたが…。


――ええっ⁉

SHAUN:でも、喜んでもらえたらそれがうれしいので作業も楽しいです。自分の音楽を作る時もあまり考えすぎず楽しく作ろうと思っていて、そして「Way Back Home」が完成しました。


――音楽制作の際は普段どんなことからインスパイアを受けますか?

SHAUN:人とのコミュニケーションや人間関係、行った場所や経験など全てから何らかを感じ、インスピレーションを受けています。音楽を始めてから何年も経ちましたが、僕の人生は音楽なしで語ることはできません。


――生活や経験の全てからインスパイアを受けてらっしゃるんですね。

SHAUN:職業病ですね(笑)。



――音楽活動におけるモチベーションはなんですか?

SHAUN:最初はただ楽しく音楽を作っていましたが、「Way Back Home」のヒット以降はそれまでとは違って責任感を感じています。自分1人だけのために作った音楽をみなさんが好きになってくれたことがとても嬉しかったですし、その責任感が毎度モチベーションになっています。待ってくれている人達がいることや、期待してもらえることは嬉しいことですが、時々考えすぎてしまうこともあります。そういう時は休んで、頑張れるときにまた作業を始めるようにしています。


――お休みされている間はどんなことをして過ごすのですか?

SHAUN:アニメを見たりゲームをしますね。


――そうなんですね。SNSのアイコンが『SPY×FAMILY』のアーニャですが、日本のアニメや文化はお好きなんですか?

SHAUN:アニメは昔からとても好きで『Re:ゼロから始める異世界生活』など、特にライトノベルの異世界物が大好きです。『SPY×FAMILY』は、オープニングを担当しているOfficial髭男dismが好きで、そこから好きになりました。


――来日された際は秋葉原へは行きますか?

SHAUN:必ず行きます!(笑)


理性と情熱がぶつかり合う新曲

――日本では主にTikTokで「Way Back Home」がバイラルヒットしましたが、どのように感じていますか?

SHAUN:元々「Way Back Home」は日本で好きになってくれる方が多かったのですが、今は原曲ではなくリミックスの方が有名になっていて、ダンスにチャレンジしてくれる方も多くてありがたいです。


――SHAUNさんもあのダンスは挑戦されましたか?

SHAUN:僕は踊れないので…(笑)。


――そうでしたか(笑)。話は変わりますが、新曲「スティール・ザ・ショー」がリリースされました。ジェフ・サターさんとはどういった経緯でコラボすることになったんでしょうか?

SHAUN:「スティール・ザ・ショー」は、2021年にLAで制作した曲です。完成はしていたんですが「この曲は自分とは合わない」と思ってリリースしていなかったんです。そんな中、コラボレーションで使用したらどうかという意見があったので、この曲に合うアーティストさんを探したところ、ジェフ・サターさんの存在を知り、このコラボレーションが実現しました。




숀 (SHAUN), Jeff Satur - Steal The Show [Official M/V]


――どんな楽曲になっていますか?

SHAUN:「スティール・ザ・ショー」は“ショーの泥棒”という意味ですが“なにかの主人公になろう”という意味も込めています。僕は100%理性的な人間で、ジェフさんは情熱的な人です。なので2人で歌った時に、すごくいい対比をお見せできると思います。MVを見ていただけたら、理性と情熱のぶつかり合いを感じていただけると思います。


――今回の来日はDJパフォーマンスの為とのことですが、今後シンガーとして来日してくださる予定はありますか?

SHAUN:それが私の狙いです!(笑) もちろんDJとしてのライブも楽しいですが、DJは僕が今までやってきた音楽活動の一部に過ぎません。僕のオリジナリティーが一番入っている音楽は、フルバンドのライブでもっと感じられるはずです。いつか僕の音楽を好きでいてくれる日本のファンの前でお見せしたいと思っています。


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